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発電効率が下がる「夏」の対策はあるのか


 

太陽光発電は日射量によって発電量が左右されます。しかし日射量が一番多くなる「夏」の発電量は、春や秋と比べると低下してしまいます。何か有効な対策はないのか、発電量低下のメカニズムから紐解いていきましょう。

 

 

なぜ夏になると発電効率が低下するのか


太陽光発電は日射量が多いほど、発電量が上がり発電効率が上昇します。しかしながら7~8月など気温が高くなる夏はパネル温度が上昇し、発電効率が低下してしまいます。特にシリコン系の単結晶・多結晶パネルにこの事象は発生します。最も発電効率が上がるのは気温25度とされていますが、猛暑日にはパネル内温度は70~80度まで上昇してしまい、温度が1度上昇するごとに発電効率が0.5%減少するともいわれています。温度が上昇すると、シリコン内部の禁制帯が拡大し、発電効率が低下してしまうのです。

 

 

どのくらい発電効率が低下するのか

気温の上昇と共に発電効率は低下してしまいます。前述したとおり、1度上昇するごとに約0.5%発電効率が減少してしまいます。諸条件により左右されますが、気温上昇により約25%も発電効率が低下するとも言われています。発電効率が低下すると、同時に売電収入も低下してしまう為、対策が必要となります。

 

 

対策はあるのか


温度上昇が発電効率を低下させるのであれば、パネルの温度を低下させればいいことになります。現状、残念ながら発電効率を増やす画期的な方法はありません。一時的に温度を下げる為に雨水等を散水し、パネル温度を低下させるシステムはあります。しかし結果的に電気を使用する為に、全体的な発電量は変わらず本末転倒となってしまいます。システム導入費が安価で、20年間の利回りベースでプラスになるシステムが販売されれば、導入率は向上する事でしょう。

 

 

熱対策パネルを使用する


現状では設置済み太陽光発電設備に、散水システムを導入しても費用回収が容易ではない状況です。しかしながら、各メーカーが販売している熱対策パネル(温度の上昇を抑える)を使用すれば、夏の発電量低下率を軽減させることが出来ます。これも一つの選択肢となります。熱対策パネルに関しては、普及している結晶パネルよりも高価であり発電効率も全体的には高いとは言えません。地域的な気温状況から、適切なパネル選択が必要となります。

 

 

まとめ

現状、夏の発電量低下の効果的な対策は少ない状況です。大きな発電所になればなるほど、対策は難しくなるかもしれません。しかし多くのメーカーが、夏の発電量低下問題の対策に本格的に動き出しています。今後の新商品に注目です。これから発電所を建設する場合は、地域性を十分加味したパネル選択を行う事で、発電効率を上昇させることができると考えられます。またエグチホールディングスでは、夏の発電量低下も事前に十分試算した状態で、お客様に太陽光発電所を販売しております。太陽光発電のことならお気軽にご相談ください。

 

 
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