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黒電話って知ってる?停電でも使えるってホント?



「黒電話(くろでんわ)」を知っていますか? 「黒電話」は上の画像のような黒い電話で、「ダイヤルを回して」電話をかけます。この黒電話ですが、いまはわたしたちの家庭でほとんど見かけなくなりました。

 
子どもたちはもちろん、20代の若い世代の人たちにも、見たことがないという人がいます。見たことがあっても、使い方を知らない場合も。そんな黒電話ですが、さいきん少しずつ見直されてきているんですよ。

 
それは、停電(ていでん)でも使えると言われているから。では本当に黒電話は停電でも使えるのでしょうか。今回はそんな黒電話についてご紹介します。

 

電源いらずの黒電話!電気はどこから?


わたしたちの家庭にある電話機をよくかんさつしてみましょう。電話回線(でんわかいせん)につながるケーブルと、コンセントにつながる電源(でんげん)ケーブルがありますね。

 
そんな電話機ですが、デジタル表示される電話番号や日時、さらには呼び出し音もさまざまなメロディーが選べます。電話番号もとうろくできますね。ナンバーディスプレイをつけていると、とうろくしている番号からの電話は「〇〇さん」と音声で教えてくれることも。これらはすべて、「電気」によって使うことができる機能(きのう)です。

 
いっぽう、黒電話はなんと電話回線につながるケーブルだけ! これだけで電話をかけたり、受けたりできるのです。「電」がつく名前だから、「電気」を使っているはず。ではその電気はどこから来ているのでしょうか。

黒電話は電話回線から電気をもらう!

実は黒電話は、電話回線から電気をもらっているのです。黒電話が使う電話回線は、アナログ回線。いまわたしたちが使っている電話は、ほとんどがデジタル回線です。

 
アナログ回線には、つねに電話線上に電気が通っているのです。黒電話はそこから電気をもらっているのですね。黒電話にかぎらず、アナログ通話ができる電話であれば、同じように電話回線から電気をもらっています。そのため、停電してもアナログ回線に異常(いじょう)がなければ、電話を使うことができるのです。

停電に対応した電話機がある!

黒電話などアナログ回線を使う電話機ではなくても、停電のときに電話をかけられる電話機があります。それは「停電時発信着信機能(ていでんじはっしんちゃくしんきのう)」を持つ電話機です。

 
停電したときに、黒電話と同じように電話回線の電力を利用して電話を使うことができます。ただし、停電しているときは通常のコンセントから得られる電力は使用できません。つまりナンバーディスプレイや留守番電話(るすばんでんわ)、電話帳(でんわちょう)などの機能が使えないということ。「電話をかける」「電話をうける」ことだけできるようになります。

 

自宅やおじいちゃん・おばあちゃんの家で黒電話を探してみよう!


停電にそなえて、ふだん使っている電話機に「停電時発信着信機能」があるかどうかかくにんしてみましょう。コンセントを外しても電話をかけることができれば、その電話機は「停電時発信着信機能」があるということです。

 
また、自宅(じたく)はもちろんですが、おじいちゃんやおばあちゃんの家に、使われなくなった黒電話が眠っているかもしれません。一度探してみてはいかがでしょうか。もし見つかったら、黒電話を使って電話をかけてみるという体験(たいけん)をしてみるのもいいですね。

 
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