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家庭の電気と、湿気や雨漏りとの恐い関係って?



6月は梅雨(つゆ)の季節ですね。雨の多いこの季節は、当然のように湿気(しっけ)も多くなります。古い家屋(かおく)では雨漏り(あまもり)が起こってしまうこともあるのではないでしょうか。

 
この湿気や雨漏りが、家庭の電気にとって恐い存在であることを知っていますか? ときにはショートや火事をまねいてしまうことのある、湿気や雨漏り。今回はそんな「電気と湿気や雨漏りの恐い関係」についてご紹介します。

 
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湿気や雨漏りは、家庭の電気にどんなえいきょうがあるの?


湿気や雨漏りが家庭の電気にあたえるえいきょうは、火事をまねくことのあるとても恐いものですが、「水なのにどうして火事になるの?」とギモンもわいてきますね。湿気では何が起こるのか、そして雨漏りでは何が起こるのか、見ていきましょう。

湿気で「トラッキング現象」が起こる!

まずは湿気から見ていきましょう。湿気は「トラッキング現象(げんしょう)」を引き起こします。これはコンセントとプラグのあいだにたまったホコリに、水分や湿気がつくことで起こります。

 
湿気(水)は、電気を通します。そのため、ホコリに電気が流れてしまい、その電気によって火が出てしまうのです。これを「トラッキング現象」といいます。テレビや家具の後ろなど、ホコリがたまりやすい場所にあるコンセントはとくに注意が必要です。

雨漏りで「漏電」が起こる!

雨漏りは屋根の瓦のズレやヒビ、壁のヒビ、その他にもさまざまな原因や場所から、家のなかに雨水が入りこむことによって起こります。この雨漏りは、家のなかにある電気の配線(はいせん)のなかに入ってしまうおそれがあるのです。

 
電気の配線のなかに入ってしまうと、「漏電(ろうでん)」という現象が起こります。これは、電気が配線コードなどから外にもれてしまうこと。このもれてしまった電気の近くに燃えやすいものがあると、火事につながっていきます。

 
家庭内の電気配線は、電気がもれないようにきちんと「絶縁(ぜつえん)」されています。しかしその部分が古くなって「劣化(れっか)」してしまうこともあります。また、ほんのわずかなすきまから雨水が入ってしまうこともあるのです。

本当にあったこわーい話!雨漏りで火事寸前に!

最後に、本当にあった恐いお話をしましょう。建てられてから50年近くたつ、古い鉄筋(てっきん)コンクリートの家で起こったお話です。

 
このお話に出てくる家では、ここ数年ほど雨漏りになやまされ、家の人が自分たちで雨漏りを修理していました。しかし、自分たちでの修理にも限界(げんかい)があります。そこで、きちんとした業者(ぎょうしゃ)にお願いして、雨漏りをなおしてもらうことにしました。

 
その矢先です! とつぜん、ある部屋のブレーカーが落ちてしまったのです。電気修理の人を呼んで原因を探してもらったところ、なんと天井裏(てんじょううら)の電気配線がショートしてコゲてしまい、火事の一歩手前というじょうたいでした。

 
そこは雨漏りがよく発生する場所でした。雨漏りのせいで配線がショートして、真っ黒コゲになっていたのです。もしブレーカーが落ちなかったらと考えると、とても恐いですね。

 

コンセントはこまめにチェック、雨漏りはすぐ修理!


湿気による「トラッキング現象」と、雨漏りによる「漏電」。どちらも火事につながるとても恐いものです。

 
トラッキング現象を防ぐためには、こまめにコンセントをチェックしてホコリをとりのぞきましょう。そして雨漏りに気がついたら、すぐに修理をお願いするようにしましょう。雨漏りは気がつかない場所で起こっていることもありますので、外壁(がいへき)や屋根などに異常(いじょう)がないか、プロに見てもらうのもいいかもしれないですね。

 
小さな心がけや注意から、電気による火事をふせぐことができます。親子で一緒にコンセントまわりをチェックするなど、ひごろから意識(いしき)するようにしましょう。