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EV・HV・PHV・FCVってなに?自動車で考えるエネルギーのこと



テレビや新聞などでよく見かける「EV」「HV」「PHV」「HCV」という言葉。これらは全て「自動車」に関係する言葉です。ではそれぞれどんな意味があるのか、どんな自動車のことなのかわかりますか?

 
今回は「EV」「HV」「PHV」「HCV」がどんな自動車なのか、カンタンにご紹介します! これらの自動車を知ることは、エネルギーについてよりはば広く知ることにもつながりますよ。

 

ガソリン以外のエネルギーを使って走る自動車!


「EV」「HV」「PHV」「HCV」、その全てに共通するのは、「ガソリン以外のエネルギーを使う」ということ。自動車は通常、ガソリンを燃料(ねんりょう)にして走ります。およそ20年前まではそれが当たり前のことでした。しかし1997年に世界で初めてエンジンとモーターを使って走る、「トヨタ・プリウス」が発売され、自動車に使われるエネルギーは大きく変化を始めたのです。

 
どの自動車も二酸化炭素(にさんかたんそ)を出す量が少なかったり、まったく出さなかったりします。ガソリン車とはちがって排気ガス(はいきガス)がとてもきれいで、環境(かんきょう)にもやさしいんですよ。

 
※画像は充電中のPHVです。

「EV」は充電で走る電気自動車!

まずは「EV」からご紹介します。電気自動車のことを、「EV」と呼んでいます。「EV」という名前は、「Electric Vehicle」の頭文字を取っているんですよ。このEVの大きなとくちょうは、充電(じゅうでん)した電気の力でモーターを動かし、自動車を走らせていること。充電は充電ステーションだけではなく、設備(せつび)さえ整えば自宅でもできるのがうれしいですね。

 
ガソリンではなく電気で走るため、排気ガスがきれいなだけではなく、走るときの音も静かです。これは今回ご紹介する他の自動車にも共通しているんですよ。

「HV」はモーターとエンジンを使い分けて走る自動車!

先ほどの「プリウス」に代表される「HV」は、「ハイブリッドカー(Hybrid car)」のこと。「hybrid」とは、カンタンに言えば「複数のものが合わさったもの」。HVはモーターとエンジンを使い分けて動くことから、「ハイブリッド」なんですね。

 
HVはガソリン以外に電気も使います。しかし充電するわけではなく、エンジンやブレーキをかけたときなどに発生するエネルギーを電気に変えて使っているのです。電気がないときはガソリンを燃やしてエンジンで走り、また電気がたまったらモーターで走るといったように、エンジンとモーターを使い分けているんですね。

「PHV」は充電できるハイブリッドカー!

「PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)」は「プラグインハイブリッド自動車」と呼ばれています。「プラグイン」という言葉でなにを想像しますか? 「プラグ」は電化製品(でんかせいひん)の電源コードで見かけますね。つまり充電できるHVということなのです。

 
電気自動車とハイブリッドカー、その両方が合わさっていると考えるとわかりやすいかもしれませんね。ハイブリッド自動車でもありますから、ガソリンも使います。しかし電気を走行時のエネルギーだけではなく、「外部電源(がいぶでんげん)」からも取り入れることができるのです。自宅でも充電することができるため、大変便利な面もある自動車です。

「FCV」は燃料電池で走る自動車!

「FCV」とは、「燃料電池自動車(ねんりょうでんちじどうしゃ・Fuel Cell Vehicle)」のこと。おもに「水素(すいそ)」で電気を作って走る自動車が多く、「水素ステーション」という場所で水素を補充(ほじゅう)することが必要になります。

 
この水素を燃料とするFCVは、EVと同じく二酸化炭素を出しません。水素と酸素(さんそ)の化学反応でエネルギーを起こすため、化学反応後に出るのは「水」だけ。とても環境にやさしい自動車ですね。

 

進むEVシフトに注目!自動車の未来はどうなるの?


海外では、ガソリン車からEVに変えていこうという「EVシフト」の動きがあります。日本でも関心は高く、「EV」「HV」「PHV」「HCV」に乗る人がふえてきました。このEVシフトに対して、さまざまな意見が専門家(せんもんか)から出ています。EVシフトの動きは、自動車の未来はもちろん、エネルギーの未来も変えていくかもしれませんね。