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水力発電のしくみを知ろう!もっと知りたい電気のこと



電気を作りだす「発電」にはさまざまな種類があります。わたしたちがふだん使っている電気も、発電によって作られたものです。「火力発電(かりょくはつでん)」や「太陽光発電(たいようこうはつでん)」、「水力発電(すいりょくはつでん)」、「原子力発電(げんしりょくはつでん)」など、聞いたことがある発電も多いのではないでしょうか。

 
今回は数ある発電方法のなかから、「水力発電」に注目してみましょう! どんな方法で発電されているのか、水力発電のしくみをご紹介します。

 
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※画像は神奈川県の宮ヶ瀬(みやがせ)ダムです。

 

【再生可能エネルギー】水力発電は水の力で発電する!


水力発電は、その名前のとおり「水」の力を使って発電します。水力は、くりかえして使うことができ、再生する「再生可能エネルギー」のひとつ。もちろん日本にも、水力発電所があります。

 
※画像は富山県の黒部(くろべ)ダムです。

水の力でどうやって発電するの?

水力発電は、水の力で水車(すいしゃ)を回すことによって発電されます。水が高い場所から低い場所に流れるときの力で水車をまわすため、川をせき止めてダムを作ったり、大きな川を使ったりする方法があります。

ダムにしずんだ村や町がある

ダムのような大きな発電所は、山間部(さんかんぶ)に造られています。人工的に巨大な池を造って、そこに大量の水をためるのです。ダムを造る土地に村や町などがあると、そこに住む人々は住んでいる場所を変えるひつようがありました。ダムにしずんでしまった村や町はいくつもあり、水不足でダムの水がへってしまったときに、その姿を現すことがあります。

水力発電の種類を知ろう!

高い場所から低い場所に流れる水の力で、電気を作る水力発電。水力発電そのものにも種類があります。どんな種類があるのか見ていきましょう!

貯水池式発電(ちょすいちしきはつでん)

ダムにたまった水を使い、電気を使う量が多い昼間に発電します。水は雨水(台風や梅雨)や、雪どけ水などを利用。たくさんためておいて、一年中発電ができるようにしています。

流れ込み式(自流式・じりゅうしき)発電

川の水を使って発電します。川の水を水路(すいろ)に引き込んで水車を回す方法です。つねに川が流れているため、1日中発電することができます。ダムとはちがって水をためることができないため、水不足のときなどは発電量がへることがあります。

揚水式発電(ようすいしきはつでん)

この発電方法には、発電所の上と下にある池を使います。発電所の下にある池の水を上の池にくみあげ、それをまた下に流して発電するのです。くみあげるのは、電気があまり使われていない夜。夜のうちにあまった電気を使ってくみ上げられた水は、昼間に発電用に下に流されていき、そしてまた夜になると上に……というくり返しなんですね。

 

ダムを見学!水力発電をもっと知ろう


いま、「ダムブーム」が起こっています。観光としてダムを見学したり、ダムカードを集めたり。大人も子どもも、さまざまな形でダムを知り、楽しんでいます。電力会社の施設(しせつ)であるため、見学には細かな決まりごとがあるダムもありますが、水力発電を知るにはうってつけの場所です。

 
ダムがどうしてその場所にできたのか、ダムができるまでの歴史や発電量などを展示するコーナーがあるケースも。電気やエネルギーのこと、そして歴史にいたるまでさまざまなことを学べるダムを、親子で見学してみるのもいいですね。

 
※画像は宮ヶ瀬ダムの放流(ほうりゅう)です。