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「計画停電」ってなに?どんなときに実施されるの?



「計画停電(けいかくていでん)」という言葉を聞いたことがありますか? これは名前のとおり、計画的に停電をおこなうことです。また、それぞれの地域(ちいき)にわけて、順番に停電するものを「輪番停電(りんばんていでん)」とよんでいます。

 
計画停電は2011年3月の「東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)」で実施(じっし)され、2018年9月の「平成30年北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)」では、検討(けんとう)されたものの実施されていません(※)。

 
今回はこの「計画停電」についてご紹介します。一体どんなことをする停電で、どんなときに実施されるのか見ていきましょう。

 
※2018年9月15日現在

 

計画停電は、「原則的にはおこなわれない」!


計画停電は、だいきぼな停電のかのうせいがあるときに計画される停電です。しかし原則的(げんそくてき)にはおこなわないとされています。つまり、とくべつなことがないかぎりは、計画停電はおこなわれないということです。では計画停電がひつようになるような、だいきぼな停電とは、どんなものなのでしょうか。

大地震などによる、電力供給の低下

電気は発電所(はつでんしょ)でつくられ、わたしたちの家庭やさまざまな場所に送られています。これを電力供給(でんりょくきょうきゅう)といいますが、わたしたちが必要とする電気の量よりも、電力供給のほうが少なくなってしまうことがあるのです。

 
大きな地震(じしん)によって、発電所が止まってしまうと電力供給が少なくなってしまいます。電力供給が少ないのに電気を使い続けると、とても大規模な停電につながることに。そこで「計画停電」をおこない、電気の使用量を少なくするのです。

計画停電は最終手段!

大きな地震があっても、かならず計画停電をするわけではありません。日本では2011年3月の東日本大震災で、発電所が被害(ひがい)にあったこと、そして「福島第一原発(ふくしまだいいちげんぱつ)」の事故などを受け、計画停電が実施されたのです。

 
2018年9月の北海道の地震では、北海道の全域(ぜんいき)で停電がありました。それにともない、計画停電がひつようではないかと検討(けんとう)がかさねられています。2018年9月15日の時点では計画停電はおこなわれておらず、経済産業大臣(けいざいさんぎょうだいじん)からも「当面(とうめん)はおこなわない」という発表がありました。

 
計画停電は、原則的にはおこなわないとされているもの。電気をせつやくする「節電(せつでん)」をよびかけるなど、電力の使用をへらすことで大規模な停電をさけることができれば、計画停電をおこなうひつようはありません。計画停電は、とくべつなときにおこなわれる最終手段(さいしゅうしゅだん)なのです。

地域ごとに、時間を決めておこなわれる

計画停電をおこなうときは、地域によっておグループを決め、それぞれに停電する日時を決めておこなわれます。停電している時間はおよそ2時間ほどで、一日中停電しているわけではありません。停電が決まると、電力会社のホームページなどで知らされます。

 

日本は自然災害の多い国、停電のことを知って対策をしよう


日本は地震や台風(たいふう)など、自然災害(しぜんさいがい)の多い国です。これから先も、いつどこで大きな地震が起こるかはわかりません。災害による停電や、計画停電のことをしっかりと知って、ふだんから対策(たいさく)をしておくようにしましょう。

 
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