沖縄の西表島は、石垣島や宮古島のように観光地として人気がある離島です。島の大半を占める大自然を満喫するため、多くの人々が西表島を訪れています。しかし西表島・沖縄と言えば、台風が多い場所。とくに夏場に西表島観光をする場合には、台風に遭遇する可能性があります。また、台風以外でも思いがけない豪雨災害なども怖いものです。
そこで今回は、西表島観光で台風や大雨などに遭遇した場合の対応についてご紹介します。
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西表島は沖縄の他の島々と比べ、自然が大変多く残っている場所です。ジャングルには川や滝もあり、観光では多くの人々がトレッキングを楽しむのではないでしょうか。もちろん海でのマリンアクティビティも盛んです。
しかし台風や大雨などに遭遇した場合、西表島への旅行や、アクティビティなどの予定に大きな影響が生じます。当日の天気がわからないタイミングで旅行を計画するケースも多いことでしょう。
西表島だけではありませんが、旅行当日などに台風や大雨などに遭遇する場合は、「強行突破」は避けるのが鉄則です。
西表島へ行く当日に、台風や大雨の予報が出ると、どう対応すれば良いのか迷うのではないでしょうか。まず大切なのは、気象状況がわかった時点ですぐに、必要な関係各所へ確認をすることです。
西表島へ行くためには、飛行機だけではなく船による移動も必要になります。飛行機が飛ぶかどうか、そして船が出るかどうか、状況をしっかり確認しなければなりません。
仮に飛行機が飛んでも、海の状態が悪く船が欠航になってしまえば、西表島へ渡ることができなくなります。ツアー会社に連絡して必要な情報を集め、ツアーの振り替えやキャンセル時の手続き等、確認するようにしましょう。現地のアクティビティツアーを予約している場合も同様です。
また、以下は石垣島での対応とほぼ同じものですが、台風や大雨予報の際にしておきたい確認事項です。
西表島を観光中に台風や大雨に見舞われた場合、まずは「屋内で待機」が好ましいと言えます。できれば宿泊先で、天候の回復を待つようにしましょう。もちろん、予約しているお店やアクティビティツアーなどのキャンセル処理等も必要です。
また悪天候の予報によってアクティビティツアーが中止になった場合は、必ず従うようにしてください。個人で勝手にトレッキングをしたり、マリンアクティビティをしたりするのは大変危険ですので、決して単独での行動はしないようにしましょう。
突然のゲリラ豪雨に襲われた場合は、アクティビティ中であれば主催者やガイドの指示に従います。もし単独で行動しているような場合は、可能な限り海や水辺から離れるようにしてください。また、土砂災害の危険がある場所を見極めて行動したり、場所によっては無理に動かないようにしたりと、臨機応変な対応が必要です。
西表島のホームページでは、防災に関する情報や避難場所などを確認できます。悪天候が予想される場合は、事前に確認しておくと安心です。
竹富町ホームページ:https://www.town.taketomi.lg.jp/
竹富町ホームページ「防災」:https://www.town.taketomi.lg.jp/bousai/
竹富町ホームページ「防災マップ」:https://www.town.taketomi.lg.jp/userfiles/files/hazardmap/flow_01.html
旅行を終え、西表島から帰るタイミングでの台風接近や悪天候予報というケースもあります。こういったケースでも、出発前と同様にツアー会社や船、飛行機の状況を問い合わせ、確認することが必要です。
ツアーの場合は宿泊延長などに伴う費用負担、船や飛行機の振り替えに関する確認を。ツアーを利用していない場合は、飛行機の便の変更や、ホテルの確保などを自分ですることになります。
どうしても帰宅しなくてはならなくても、船や飛行機が運航されない限りは西表島から出られません。落ち着いてひとつずつ、必要な相手に連絡をし、ツアー会社やホテルなどの指示に必ず従うようにしましょう。
西表島滞在時の対応をご紹介しましたが、これらは西表島を経由して周辺の離島を訪れる場合も同様です。沖縄自体が台風の多いエリアであり、そして台風シーズンは観光のオンシーズンと重なります。
西表島での旅行を計画する場合、どうしても台風の可能性がついてくるもの。また、思いがけない大雨などにも注意しなければなりません。旅行を計画する段階で「台風だった場合は」といった想定をし、ツアー会社との事前確認を怠らないようにしましょう。
西表島は自然が主役ですので、他の離島よりもアクティビティで大自然のなかにいる確率が高くなります。悪天候時の大自然は、晴天時とは全く様相が異なります。決して無理や無茶をせず、天候に逆らわないことが大切です。