17種類の目標があるSDGsに対し、「難しい」という印象を抱いている方は少なくないことでしょう。簡単にイメージできて個人でもすぐに取り組める目標もあれば、そうでない目標もあります。そうしたSDGsから「難しい」という印象を取り除き、楽しく学べるのが「ゲーム」です。
そこで今回は、SDGsを取り入れたゲームに注目してご紹介いたします。
SDGsを取り入れたゲームは近年増加しており、商品によってはスーパーのおもちゃ売り場でも見かけるようになりました。こうしたSDGsゲームの特徴は、子どもから大人まで一緒に楽しめるものや、企業に特化したものなど、ターゲットの幅が広いということが挙げられます。
今回ご紹介するSDGsのゲームは、すごろくやカードゲームなど。誰もが遊びやすいゲームをピックアップしました。
SDGsを扱うゲームのひとつに、すごろくがあります。「クイズで遊んで学ぶ SDGsすごろく(幻冬舎)」、「るるぶ SDGsすごろくゲーム(JTBパブリッシング)」などがあり、どちらもクイズとすごろくを合わせたゲーム内容が魅力的です。
クイズに解答しながらSDGsを学べるだけではなく、すごろくという「ゴール」を目指す楽しみも。子どもも遊べるようにわかりやすい言葉と、漢字にはふりがなつきですが、もちろん大人もしっかりと楽しめます。
SDGsのゲームは、カードゲームが多く登場しています。子どもから大人まで楽しめるものや、企業向けのもの、教育現場向けのものなど多種多様です。プレイ可能人数も少人数から50人ほどまで可能なものなどさまざまで、どのゲームもカードゲームならではの強みを活かしたSDGsが学べる工夫がされています。
子どもから大人まで楽しめるカードゲームには、「SDGsかるた(幻冬舎)」や、「お笑い芸人と学ぶSDGsババぬきカードゲーム(くもん出版)」などがあります。かるたやババ抜きといった身近なカードゲームとSDGsを組み合わせ、SDGsを学びやすくしており、「気軽にSDGsを」と考えている方にもおすすめです。
番外編として、SDGsを扱った人生ゲーム「Beyond SDGs人生ゲーム」もご紹介いたします。「Beyond SDGs人生ゲーム」は、金沢工業大学とタカラトミーが開発し、日本全国の小学校・中学校・高校などに無償で配布。また、タカラトミーが人生ゲームを用いたオンライン授業も実施しています。
マスに書かれた内容は、すべてSDGsに関連。「車の中からゴミをポイッと捨てた。五万ドル払う」というマスには、SDGs12番目の目標のロゴが印刷されているなど、マスごとに対応している目標も一目瞭然です。SDGs人生ゲームを利用している教育現場では、子どもたちが楽しみながらSDGsを学んでいます。
SDGsのゲームについて、一部をピックアップしてご紹介致しました。SDGsゲームの良いところは、遊び、楽しみながら学べる点と言えるでしょう。すでにSDGsを理解している方はもちろんですが、「これから学びたい」という方、「家族で楽しみながら知りたい」「子どもに教えたい」という方にもおすすめです。
理解しやすく、楽しく学べるSDGsゲーム。機会があればぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。