日本最南端の有人島「波照間島」。沖縄でも人気が高い離島が集まる八重山列島にあり、日本最南端という魅力を楽しむ観光客も少なくありません。穏やかな風景が広がり、のんびりとした雰囲気の波照間島に、「一度は行ってみたい」と考える方は少なくありません。
しかし波照間島をはじめとした離島観光で気になるのは、「島内での移動手段」ではないでしょうか。そこで今回は波照間島観光で利用できる移動手段について、ご紹介いたします。
波照間島に限らず、離島観光では移動手段について事前にしっかり確認しておくことが大切です。沖縄では基本的に電車がありませんが、路線バスがあるエリアや離島は多くみられます。本数が少ないケースもありますが、路線バスのような公共の交通機関が選択肢に入るのは助かりますね。
しかし波照間島では、路線バスがありません。また、タクシーもないため、自分で移動手段を確保する必要があります。では波照間島ではどのような移動手段が利用されているのでしょうか?
波照間島の移動で多くの観光客が利用するのは、レンタサイクルとレンタバイク。島内は坂が多いため、電動自転車やバイクがとくにおすすめです。日本最南端の離島の景色と空気を楽しみながら、じっくり観光してみるのも良いですね。
レンタサイクルは「ホテルオーシャンズ」や「波照間島レンタサイクル ねも自転車」でレンタル可能です。とくに「ねも自転車」には電動自転車があるほか、小さいお子さん用の「子ども乗せ」も借りられるため、レンタサイクルでの観光を考えている方は要チェックです。
※2023年1月16日現在、「ねも自転車」では事前予約の受付は休止しています。
離島観光の定番とも言える移動手段、レンタカー。波照間島でも同様に、レンタカーを利用する観光客は少なくありません。レンタカーは「ホテルオーシャンズ」にてレンタル可能です。ホテルオーシャンズは波照間島で唯一のホテルでもあります。宿泊もレンタカーも、このホテルオーシャンズで対応するという観光客も見られます。
なお、波照間島には、路線バスやタクシーがないだけではなく、信号機もありません。さらには、ヤギを道路で見かけるケースがあります。レンタカーで島内を移動する際には、慎重かつ安全運転を心がけるようにしましょう。
日本最南端の有人島、波照間島での移動手段についてご紹介いたしました。今回、移動手段のレンタル先として触れた事業者は、竹富町観光協会HPにて紹介されている「ホテルオーシャンズ」と「ねも自転車」の2軒ですが、他にもレンタサイクルやレンタカーなどを扱っている事業者があります。インターネットで検索すると何件か見つかりますが、なかには閉業しているケースや、不定休となっている事業者も見られます。
波照間島では、前述のとおりバスもタクシーもありません。移動手段を確保して満足できる観光をするために、事前に必ず事業者に確認し、予約が必要な場合は予約を入れるのを忘れないようにしたいですね。