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【SDGs】「ジャパンSDGsアワード」とは?受賞企業・団体にも注目


世の中のSDGsに関する動きは年々活発になってきていますが、そうした動きや取り組みに対して、何らかの「賞」を設立するケースも見られます。対象が企業であったり、個人であったり、学校であったりと、形式はさまざまですが、SDGsの取り組みの加速への一助にもなっています。

 
そうした「賞」のなかでも、外務省によって開催されている「ジャパンSDGsアワード」をご存じでしょうか。今回はこの「ジャパンSDGsアワード」についてご紹介いたします。

 

SDGsの優れた取り組みを表彰する「ジャパンSDGsアワード」


「ジャパンSDGsアワード」とは、SDGsの達成に向けて取り組んでいる企業や団体などのなかから、優れたものを表彰するものです。2022年の募集段階ではすでに第6回を迎えており、2017年から毎年開催されています。

 
選考委員会は、「SDGs推進円卓会議」の構成員によって構成されています。このSDGs推進円卓会議とは、NPOやNGO、国際機関、民間セクター、有識者などといった、幅広い構成となっており、アワードの運営は外務省国際協力局地球規模課題総括課内の「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部事務局」が担います。

 
では、アワードの具体的な内容や受賞例を見ていきましょう。

 
<各種出典および参考>
外務省ホームページ:「ジャパンSDGsアワード」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html

外務省ホームページ:「第6回ジャパンSDGsアワードの公募について」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/award_6th.html

 

「ジャパンSDGsアワード」は公募制!対象や条件、応募方法は?

ジャパンSDGsアワードは公募制で、毎年特定の期間に「SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業又は団体等」を対象として公募しています。応募できるのはこの条件を満たしているほか、日本に拠点を持つ企業や団体となります。

 
応募方法は、所定の応募申請用紙(Excelファイル)に記入し、電子メールにて提出する形です。応募申請用紙は、外務省のジャパンSDGsアワード公募ページにて入手できます。なお、2022年は7月8日から8月26日までが募集期間でした。発表は2023年2月中旬から下旬を予定しているとのことです。

 
そのほか、注意事項は以下のとおりです。

  • 応募単位:企業または団体単位
  • 応募件数:1件まで
  • 応募申請用紙:Excelファイルのみ、他のファイル形式は不可、パスワードは不可
  • 添付資料による代替は禁止
  • 参考資料の添付:パンフレット等の場合は該当箇所のみ添付、HPや動画データは禁止
  • 参考資料の様式:PDFファイルにて一括送付、A410枚(3MB)以内

 

「ジャパンSDGsアワード」の表彰の種類や、受賞例は?

ジャパンSDGsアワードには、以下のような表彰があります。また、過去の受賞例から一例ずつ挙げ、その取り組み内容からもピックアップしてご紹介します。

 

SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞

きわめて顕著な功績が認められる企業・団体等に贈られます。過去の受賞例には、「株式会社ユーグレナ(第5回)」をピックアップ。株式会社ユーグレナはロヒンギャ難民支援や、バングラデシュの貧困農家への支援などへの取り組みが評価され、受賞しました。とくにロヒンギャ難民への課題や国際支援のロールモデルとして、大きく注目されています。

 

SDGs推進副本部長(内閣官房長官及び外務大臣)賞

とくに顕著な功績が認めれる企業・団体等に贈られます。過去の受賞例には、「金沢工業大学(第1回)」をピックアップ。金沢工業大学では、通年でSDGsに特化したカリキュラムを有し、キャンパスにSDGs推進拠点も設置しました。周辺の自治体との連携や、学生や外国人住民、女性職員などへのサポートも充実させるなど、幅広い取り組みが大きく評価されています。

 

SDGsパートナーシップ賞(特別賞)

特筆すべき功績が認められる企業や団体等に贈られるケースがあります。過去の受賞例には「そらのまちほいくえん(第3回)」をピックアップ。惣菜店併設の保育園の設立や、町内の美化活動、地域住民とのコミュニケーションなどのほか、SDGsの認知や理解の向上への取り組みなど、園児でも取り組めるSDGsの活動などが評価されています。

 

政府関係府省庁等が主催する表彰制度は「ジャパンSDGsアワード」以外にも!


「ジャパンSDGsアワード」についてご紹介いたしました。今回、記事内でピックアップした受賞企業・団体の取り組み内容は、その全てを記事内でご紹介しきれないほどのものであり、その活動は幅広いものがあります。他の受賞企業も同様で、ジャパンSDGsアワードの公式ページでその詳細を確認できます。

 
また政府関係府省庁等が主催する表彰制度は「ジャパンSDGsアワード」以外にも多くあります。受賞した企業や団体などの取り組みのなかには、個人でもできるような取り組みや、思いがけない視点もあり、SDGsという枠を越えた発見もあります。企業や団体がどのようにSDGsに取り組んでいるのか、こうした表彰制度でどういった部分が評価されているのか、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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