電気やエネルギーは、ふだんの生活でもさまざまな形で「体験」「体感」することができます。「テレビのリモコンの電池を入れかえる」だけでも体験になりますし、「下じきをこすって静電気(せいでんき)を起こし、自分のかみの毛をくっつける」ということで「体感」することも。
そんな「体験」や「体験」を、もっと大きな形で、家ではできないことをしてみたいと思いませんか? 今回は、大阪で電気やエネルギーについて体験できる施設をご紹介します。お休みの日には、親子でお出かけしてみてくださいね。
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今回、大阪のおすすめ体験施設としてご紹介するのは「大阪市立科学館」「エナレッジ」「Panasonic(パナソニック)」の3施設です。どの施設も電気やエネルギーについてじっくりと学ぶことができ、何度でも行きたくなるような施設です。
※画像は「大阪市立科学館」です。
「大阪市立科学館」は、プラネタリウムと展示室、サイエンスショーを楽しむことができる科学施設です。とくに1階は「電気とエネルギー」のコーナーとなっており、発電のしくみを詳しく知ることができます。
また、「電気を起こす」というブースでは、自分の力で発電することができます。「サイクリング発電」や「ジョギング発電」、「風力発電」や「太陽電池」など、他にもさまざまな発電を体験できるのが魅力のひとつ。体験することで、発電のしくみをより一層わかりやすく学べるのではないでしょうか。
所在地:〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
TEL:06-6444-5656(代表)
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(※)・年末年始・その他
※月曜が祝日の場合は開館、翌平日が休館
入館料:大人600円、高大生450円、3歳以上300円(プラネタリウム)
大人400円、高大生300円、中学生以下無料(展示室)
備考:2018年9月に展示場を休止、12月に全館休館。2019年4月にリニューアルオープン予定
「エナレッジ」は、関西電力の体験施設。電気やエネルギーについての基本やしくみについて、体験しながらじっくりと学ぶことができます。「しる」「つくる」「おくる」「つかう」の4つのゾーンに分かれており、順番に進めていけば発電に関する知識が自然と身につきますよ。
また、「つくる」ゾーンでは発電のしくみを学べるほか、「おくる」ゾーンでは送電をゲームで体験することができます。学びと遊びが共存しているため、大人も子どもも飽きることなく何度でも足を運びたくなる施設です。
所在地:〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪 ナレッジキャピタル3階
TEL:06-7506-9084
開館時間:10:00~20:00
休館日:第3水曜日(※)、年末年始、その他
※第3水曜日が20日よりも前なら第4水曜日、祝祭日の場合は前日の平日
入館料:無料
「Panasonic」では、常に学校団体による工場見学や体験学習を受け付けていますが、親子を対象とした体験学習イベントも定期的におこなっています。今回はその親子対象イベントをご紹介!
親子対象イベントは、春・夏・冬休みの学校が長期間休みになるタイミングでおこなわれます。対象となるのは、小学3~6年生の親子。手作り電池教室や、手作りソーラーランプ教室など、電気とエネルギーに関するものを自分の手で作ることができるんですよ。
また、電池教室とスポーツやサイエンス、ネイチャーなどのコラボイベントが行われることもありますので、要チェックです。
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7-14-13 日土地銀座ビル10F
パナソニック株式会社 パナソニックキッズスクール運営事務局
TEL:03-3572-0811
受付時間:平日9:00~17:00
実施会場:パナソニック(株)AIS社守口地区
※事前の申し込みが必要な定員制となっています。公式サイトや上記お問い合わせ先にて受け付け期間や実施教室をご確認ください。
電気やエネルギーと聞くと、少し難しく感じてしまうこともあるでしょう。実際に、理科の授業で電気関係が苦手だという子どもも多くいます。しかし今回ご紹介したのは、電気やエネルギーを遊びながら学べる施設ばかり。苦手意識を持っている子どもも、そうではない子どもも、誰もが楽しく学べるような工夫がされています。
電気やエネルギーは、知れば知るほど面白く、奥が深くなっていくもの。ぜひ、一度ではなく、二度三度と足を運んで、親子でたくさんのことを学んでくださいね。
※ご紹介した施設の情報は、2018年3月現在のものです。