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電車も電気で動いている!身近にある「電気」を知ろう

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わたしたちがふだん利用する電車。外出や通勤(つうきん)・通学(つうがく)、旅行など、さまざまな目的で電車を利用しますね。それでは、電車はどうやって動いているか知っていますか?

 
名前に「電気」の「電」がついているから、電気で動いていることはかんたんに想像がつきますね。そこで今回は、電車がどうやって動いているのかご紹介します!

 

電車を動かしている「電気」の力!

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電気はわたしたちの生活で、電化製品(でんかせいひん)を動かすために使ったり、明かりをともすために使ったりと、毎日かならずといっていいほど使っているものです。そんな電気は、大きな電車を動かこともできます。目に見えない電気ですが、とても強い力を発揮(はっき)するんですね。

 
※画像は「電車線(でんしゃせん)」と「パンタグラフ」です。

電車線とパンタグラフ、そしてレールが大切!

電車を電気で動かすためには、「電車線(でんしゃせん)」と「パンタグラフ」、そして「レール」が必要(ひつよう)です。

 
「電車線」とは、線路に沿うように上空に張りめぐらされた電線(でんせん、もしくは架線・かせん)のこと。線路を観察してみると、高い場所に電線があるのを見たことがあることでしょう。

 
「パンタグラフ」は、電車の車体の上に出ている部品です。電車が走るとき、このパンタグラフが電車線にふれている様子を見ることができます。この部品で、電車線から電気を取り入れて電車を動かしているのです。

 
では、レールはどうして必要かわかりますか? 線路の一部であるレールは、車輪をのせるためなのはもちろんですが、電車線から受け取った電気を外に流すために必要なのです。

 
電車線から受け取った電気は、電車のなかでモーターや車輪を動かしたあとレールに流れていきます。電気はプラスからマイナスに流れていきますが、電車の場合は「電車線がプラス」、「レールがマイナス」となっているんですよ。

電車に乗るときは、アルミ風船に気をつけて!

電車に乗るときは、「アルミ風船(ふうせん)」に気をつけてください。イベントやショッピングセンターなどで、子どもがもらうことの多い「アルミ風船」。実はこのアルミ風船は、電車にとって危険(きけん)な存在(そんざい)なのです。

 
アルミ風船が電車線やパンタグラフにひっかかってしまうことで、電車線からの電気の流れにえいきょうをあたえてしまいます。それによって電車が止まってしまうことがあるのです。「アルミ風船の持ちこみ禁止」という決まりがある駅もあります。

 
もし外出先で子どもがアルミ風船をもらった場合、家に帰るまでは絶対にアルミ風船から手をはなしてしまわないよう、保護者(ほごしゃ)や周囲(しゅうい)の大人が気をつけてあげるようにしましょう。

 
電車に乗るときだけではなく、駅の近くや線路の近くを通るときや、踏切(ふみきり)をわたるときにもしっかりと気をつけたいですね。

 

電車に乗るときや、電車を見かけたら観察してみよう!

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電車線やパンタグラフ、レールについて、ふだんからよく見ているものであっても、電車を動かすために電気を通していると知ると、少しイメージが変わるのではないでしょうか。

 
これから電車に乗るときや、外出先で電車を見かけたときには、しっかりと電車を観察(かんさつ)してみましょう。パンタグラフがどんなふうに電車線にふれているか、レールに車輪がどんなふうに乗っているか、これまで以上にきょうみ深く見ることができますよ。

 
※画像は「京急電鉄」です。

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