春休みやゴールデンウィーク、夏休みや冬休み、子ども達には年に何度かまとまったお休みが訪れます。大人はなかなか子どもと同じようには休めませんが、お休みのタイミングが合ったときに、ちょっとしたお出かけをしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は科学館を特集します! 科学館は、電気やエネルギーについて体験しながら楽しく学べるだけではなく、さまざまな科学分野の知識も身につく施設です。イベントを行っていることも多いため、いつ行っても楽しめますよ。
今回は愛知県内の名古屋市と豊橋市の施設をご紹介します。日帰りでめいっぱい遊んでみてはいかがでしょうか。
※画像は名古屋市科学館です。
科学館は科学全般を扱っているだけではなく、プラネタリウムがあったり、季節毎にイベントを行ったりと、何度でも遊びに行きたくなる施設が多いのが特徴です。もちろんなかにはこぢんまりとした科学館もありますが、そういった科学館も、子どもたちが楽しめる工夫が随所にこらされているんですよ。
今回ご紹介するのは、名古屋市にある「名古屋市科学館」と「でんきの科学館」、そして豊橋市にある「豊橋市視聴覚教育センター」の3施設です。
最初にご紹介するのは、名古屋市にある「名古屋市科学館」です。プラネタリウムをはじめ、科学やエネルギーに関する展示物がたくさんあります。5階にある「物質・エネルギーのせかい」では、電気やエネルギーについて深く学ぶことができます。そのほかにも、科学をさまざまな視点で触れて楽しめる仕掛けがたくさん。
科学実験や工作を行う、小学生向けの「サイエンスクラブ」という活動(有料・申し込み制)もあり、子ども達が科学に対して常に考え、手で触れることができるようになっています。
所在地:〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-1
TEL:052-201-4486
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(※1)、第3金曜日(※2)・年末年始(12月29日~1月3日)
※1・月曜が祝日の場合は開館、翌平日が休館
※2・第3金曜日が祝日の場合は開館、第4金曜日が休館
※臨時休館などがありますので、くわしくは施設にお問い合わせください。
入館料:大人800円、高大生500円(展示室とプラネタリウム)
大人400円、高大生200円、中学生以下無料(展示室のみ)
続いてご紹介する「でんきの科学館」は、中部電力が運営する科学館です。電力会社が運営するだけあって、しっかりと電気をエネルギーについて楽しく学べるのがポイント。実験や工作をしたり、サイエンスショーもあったりと、盛りだくさんです。
また、3階の展示室「地球とエネルギー」が2019年3月16日(土曜日)にリニューアルオープン! 地球の環境やエネルギーについて、リニューアルされた展示室でより深く学ぶことができます。
所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-2-5
TEL:052-201-1026
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(※)、第3金曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
※月曜が祝日の場合は翌日が休館
※夏休み・春休みは無休
入館料:無料
最後にご紹介するのは、豊橋市にある「豊橋市視聴覚教育センター」です。こちらは科学的な視点での展示も多い博物館ですので、そのほかの科学館と一緒にご紹介します。
プラネタリウムをはじめ、宇宙に関する展示や、ふしぎな現象が起こる道具に触れることができる「心理」のコーナー、豊橋出身のノーベル物理学賞受賞者小柴昌俊博士に関する展示など、さまざまな科学に触れることができます。地下資源館では、銅や硫化銅の鉱山について学べるなど、貴重な体験も。
また2019年3月16日(土)から9月1日(日)まで、「電気のふしぎ」という企画展が行われます。50種類以上の実験を経て、「電気のふしぎ」をさぐっていくという展示は、電気のことをより深く知るきっかけになりますよ。
所在地:〒441-3147 愛知県豊橋市大岩町字火打坂19-16
TEL:0532-41-3330
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜日(※)、年末年始
※月曜が祝日の場合は翌平日が休館
入館料:無料(プラネタリウムは別途有料)
プラネタリウム:大人300円、中学生以下100円
科学館は「科学」を広く扱っている施設です。電気やエネルギーに関する展示から興味を広げて、他の科学への知識をつけるきっかけになります。またその逆もあり、他の科学を学んでいくうちに、電気やエネルギーとの繋がりを知り、電気やエネルギーへの興味を抱くきっかけにもなるのです。
じっくりと観察・体験をすると、時間が何時間あっても足りなく感じてしまうことでしょう。科学館は何度も足を運ぶたびに、常に新たな発見ができる場所でもあります。お休みの日に、ぜひ親子で遊びに行ってみてくださいね。
※この記事に記載の情報は、2019年3月15日現在のものです。
※入館料や開館時間、入館日などが変わることもありますので、事前に施設側に確認をするようにしてください。