電気やエネルギーはもちろん、科学についてさまざまな視点で楽しく体験し、学ぶことができる「科学館」。前回に引き続き、今回もお休みの日に親子で行きたい愛知県内の科学館をピックアップ。「科学館」という名前のものであったり、科学的な体験ができる施設であったりと、形式はさまざま。それらを「科学館」としてひとくくりにご紹介します!
「こんなところにも、科学を学べる施設があったなんて」と新たな発見もあるかもしれません。お子さんが興味を持つ施設に、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
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今回ご紹介するのは、「とよた科学体験館」、「へきなんたんトピア」、「夢と学びの科学体験館」の3施設です。豊田市と碧南市、刈谷市にある施設ですが、愛知県内は科学の体験施設が豊富にあります。一日で一箇所を堪能してもいいですし、午前と午後に分けて数カ所をチャレンジしてみてもいいですね。
最初にご紹介するのは、豊田市にある「とよた科学体験館」です。こちらの施設ではプラネタリウムのほか、サイエンスショーやサイエンスワークショップなど、科学にさまざまな形で触れることができます。
ワークショップの「サイエンスクラブ」では、電磁石や静電気について学ぶことができたり、電気やエネルギーに関する以外の科学的分野にも積極的に取り組むことができます。モノづくりの楽しさや、科学の楽しさを深く感じることができる施設です。
所在地:〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町1丁目25番地 豊田産業文化センター内
TEL:0565-37-3007
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜日が祝日・振替休日の場合は開館)
サイエンスホール:無料
プラネタリウム:大人300円 4歳以上高校生以下100円
続いてご紹介するのは、碧南市にある「へきなんたんトピア」です。こちらは中部電力が運営する施設で、「電気と碧(みどり)と環境と」がテーマの「電力館」や、「ヒーリングガーデン」、「エコパーク」といった自然に触れることができるエリアもあります。
とくに「電力館」では、「碧南火力発電所」の発電について楽しく学ぶことができ、発電の仕組みへの知識を深められます。また、自然との触れ合いで環境についても考えられる、科学と自然が一体になった施設です。
所在地:〒447-0824 愛知県碧南市港南町2丁目8番2
TEL:0566-41-8500
開館時間:9:30~16:30(ヒーリングガーデンとエコパークは16:00まで)
休館日:月曜日(※)、年末年始(12月29日~1月3日)
※月曜日が祝日や振替休日の場合は翌日が休館
入館料:無料
最後にご紹介するのは、刈谷市にある「夢と学びの科学体験館」です。この施設ではプラネタリウムやサイエンスショーをはじめ、ラボや簡単工作によって自分の手で「科学」に触れることができます。
太陽光を使ったモーターで動くバッタを作成したり、電子顕微鏡を使った実験をしたりと、さまざまな科学実験や工作が企画されています。サイエンスショーも冬場は静電気の実験をするなど、季節で内容が変わるのでおすすめです。
所在地:〒448-0851 愛知県刈谷市神田町1丁目39番地3
TEL:0566-24-0311
開館時間:9:00~17:00
休館日:水曜日(※)、年末年始(12月29日~1月3日)
※水曜日が祝日の場合は翌日が休館
入館料:無料(プラネタリウムの観覧料、ラボ・簡単工作の材料代は有料)
プラネタリウム:大学生以上300円、4歳~18歳(高校生)100円、3歳以下無料
ラボ・簡単工作については、施設までお問い合わせください。
科学館では、子どもたちが楽しく科学に触れることができるよう、さまざまな工夫を凝らしています。電気やエネルギーに関することはもちろん、理科の授業で子どもたちが苦手意識を持ってしまうような内容も、科学館では楽しく扱っているため、すんなりと受け止めることができます。
科学は難しいものではなく、楽しいもの。そう教えてくれる科学館で、電気やエネルギーを始めとした身の回りの科学に、もっと興味を持ってみてはいかがでしょうか。
※この記事に記載の情報は、2019年3月18日現在のものです。
※入館料や開館時間、入館日などが変わることもありますので、事前に施設側に確認をするようにしてください。