2019年のゴールデンウィークは長くて10連休、平成から令和へと時代が変わるときでもあります。ゴールデンウィークに限らず、長期の休みには家を留守にするというご家庭も多いのではないでしょうか。日帰りのレジャーや、何泊もする旅行まで、家を留守にする期間はさまざまですね。
とくに何日も留守にする前には、新聞を止めておいたり、冷蔵庫の中身を減らしておいたりと、「留守への備え」をしておくものです。そこで今回は、留守への備えのなかで、とくに「電気まわり」に関するものをご紹介します!
何日も留守にする場合、戸締まりのチェックや新聞を止めることなど、多くの人が実践している防犯対策があります。もちろん、防犯目的だけではなく、何日も留守にするときは家のなかを「整えて」からお出かけすることでしょう。
電気まわりにも、留守にするときにチェックしておきたいポイントがたくさんあります。そのうちの一部を見ておきましょう!
電気がつかない真っ暗な家は、それだけで「留守です」とアピールしているようなもの。そのため、玄関やリビングなど、一部の電気をつけっぱなしにしておくことをおすすめします。
いまはセキュリティー機能のついた、照明用のリモコンが市販されています。夜間だけ照明をつける設定ができるような、とても便利なものです。数日間つけっぱなしにしておくことに抵抗があるときは、セキュリティー機能つきのリモコンを利用してみてはいかがでしょうか。
テレビ用にも同様のリモコンがあります。照明とともに夜になったらテレビを付けて、よりリアルに誰かがいるように見せかけてみるのもいいですね。
人が通ると灯りがともるセンサーライト。留守にするときはもちろん、普段の防犯にも役立ちます。玄関先やガレージ、庭など、人が通りやすい場所に設置しておくといいでしょう。
また、ガーデンライトの設置も有効です。夜になると光るガーデンライトは、電池式やソーラー式のものがあります。玄関やガレージ、庭などに最適な防犯アイテムとして使えます。センサーライトとうまく使い分けてみてもいいですね。
留守にするときについ設定してしまうのが、留守番電話の機能。何度電話をかけても留守番電話になっていると、留守であることを知らせるサインにもなります。そのため、家の電話から携帯電話に転送できるようにしておくといいでしょう。
たとえばNTTの「ボイスワープ」のように、通信会社で転送サービスをおこなっています。ご家庭で利用している通信会社に確認をしてみてくださいね。
留守中に使わない家電はたくさんあります。そのなかで、主電源を抜いてしまっても大丈夫な家電は、主電源を抜いてしまいましょう。いまの家電は優秀で、待機電力があまりかからないものが多いですが、ゼロではありません。ほんの少しではありますが、節約に繋がりますよ。
主電源を切っても問題がない家電ばかりの部屋は、いっそブレーカーを落としてしまうのもいいでしょう。ひとつひとつ電源プラグを抜いてまわるよりは簡単ですよ。
ドライヤーやアイロンなど、お出かけ前に慌てて使ってそのまま放置してしまう、そんなトラブルも数多くあります。出かける前には、必ずドライヤーやアイロンの電源プラグを抜いたかどうか、確認しましょう。
また、ガスのリモコンの電源も盲点です。ガスコンロはチェックしても、ガスのリモコンの電源はうっかりしてしまうことが。これも忘れずにチェックしたいですね。そして部屋の照明ももちろんチェック! あえてつけておく部屋以外の照明は忘れないように消しましょう。
ゴールデンウィークや夏休みなど、家を留守にするお出かけが増えがちです。お出かけの準備は何かと忙しく、当日の朝は慌ただしいもの。だからこそ少しだけ時間に余裕を持って準備をし、電気回りのチェックをしっかりとしておきたいですね。
もちろん電気回りだけではなく、防犯に関するさまざまなチェックも忘れずに、不安のない楽しいレジャーにしてくださいね。