沖縄には魅力的な離島が数多くあります。観光地として人気が高い離島も多く、宮古島や石垣島、西表島などはその代表格と言えるでしょう。とくに石垣島や西表島が属する八重山列島には、観光スポットとして多くの人々が訪れる離島が点在。日本最西端の「与那国島」もそのひとつです。
与那国島も見所が多く、有名なドラマの撮影地としてもよく知られています。そんな与那国島ですが、観光の際の移動手段にはどのようなものがあるのでしょうか。そこで今回は、与那国島観光における移動手段にスポットを当ててご紹介いたします。
関連記事：石垣島・那覇経由！日本最西端の離島「与那国島」の基本情報
与那国島は沖縄の他の離島と同様に、まず電車がありません。また「マイカーで旅行」というのも現実的ではありません。基本的に現地で何らかの移動手段を用意し、観光を進めていく必要があります。
小さな離島であれば徒歩も選択肢になりますが、与那国島は徒歩での観光にはあまり向いていません。そのため、できる限り何らかの移動手段を確保することをおすすめします。
離島での移動手段の定番と言えば、「レンタカー」が挙げられます。与那国島でも同様で、島内をレンタカーで観光する人々は少なくありません。与那国島は車でおよそ1時間ほどで一周できます。運転免許を所持しているのであれば、レンタカーを移動手段の第一候補にするのもおすすめです。
島内には「与那国ホンダ」「最西端観光株式会社」「米浜レンタカー」の3業者がありますので、条件や料金、車種などじっくり比較検討して選ぶと良いでしょう。
「レンタバイク」や「レンタサイクル」も、与那国島の移動手段として重要な存在です。小回りのきく二輪車で、じっくりと与那国島を巡ってみても良いですね。
レンタバイクは「与那国ホンダ」「レンタルバイク もすらのたまご」「旅の館・阿檀（旅館）」で、レンタサイクルは「与那国ホンダ」と「ラクにコトー（電動自転車）」でレンタルできます。
与那国島の移動手段として、必ずチェックしておきたいのが「生活路線バス」です。この生活路線バスは「最西端観光株式会社」が運行。誰でも利用できるだけではなく、運賃が無料という大きな魅力があります。
また日本最西端の与那国島を走るバスであり、日本最西端のバス停「久部良港」（※）もあります。バスに乗るだけでも観光の一環としておすすめです。なお1日の運行本数は9便のため、時刻表はしっかり確認するようにしてください。
※西表島にも日本最西端とするバス停「白浜」があります。
与那国島の「最西端観光株式会社」では、「観光バス」や「観光タクシー」「賃走タクシー」も運行しています。こちらは有料ですが、観光バスツアーなどがあるほか、タクシーは貸し切りも可能。島内の観光スポットを巡る移動手段としておすすめです。
注意点として、稼働しているタクシーは1台のみとのこと。ドライバーがタクシーとバスを兼務していることが挙げられます。バスの運行状況によっては、タクシーが稼働できない可能性もあるようです。必ず旅行前に余裕を持って、運行会社に確認するようにしましょう。
与那国島観光の移動手段についてご紹介いたしました。観光のスケジュールや目的地、人数や運転免許の有無などによって、移動手段が異なってきます。長い距離は難しくとも、近距離の移動のみを徒歩にしてみるのも良いでしょう。
スケジュールや目的にぴったり合った移動手段を利用して、与那国島観光を楽しみたいですね。
