今回はバリ島のエリア別基礎知識として、「ウブド」についてご紹介します! ウブドはバリ島のどのあたりにあり、どんなエリアなのか見ていきましょう。
バリ島のデンパサール国際空港から、北に車で90分ほどの場所にあるウブド。バリ州ギャニャール県に「ウブド郡」があり、そのなかに「ウブド村」があります。このウブドまでの交通手段は、タクシーやバスのみ。ウブドを観光する場合に効率的なのは、ウブド観光のツアーに申し込むことでしょう。
ウブド観光のツアーは多く、ガイドや送迎がついたものであれば、迷う心配もありません。もしツアーを利用しないのであれば、シャトルバスがおすすめ。事前のチケット購入が必要になりますが、日本円で数百円という安価でウブドまで行くことができます。なかでも「クラクラバス」は、日本語のホームページもあるのでチェックしてみるといいでしょう。
ウブドはバリ島のなかでも、文化と芸術があふれているエリア。歴史が詰まった寺院の数々には、多くの人々が訪れています。寺院を訪れる際には、肌が露出した衣服はNG。短いスカートや短パンなどは避けるようにしましょう。もし露出していても、寺院の入口で腰巻きなどを借りられるケースもあります。
また、ウブド王宮をはじめとしたさまざまな場所で毎晩のように行われる舞踊は圧巻で、見ておいて損はありません。「ケチャック・ダンス」や「レゴン・ダンス」、「バロン・ダンス」などを堪能できます。
さらに「ネカ美術館」では、伝統あるバリ絵画の数々を楽しめます。バリ島の独特の感性や文化などが凝縮された絵画の数々を見て、色彩溢れるバリ島を体感してみてはいかがでしょうか。
ウブドには「ライステラス」と呼ばれる棚田があり、細く長く、鮮やかなグリーンの水田が広がっています。バリ島の人々が古くから培ってきた知識と、技術が詰め込まれたライステラスを、目の当たりにすることができます。
また、サルの自然保護区である「モンキーフォレスト」もあり、野生の猿と遭遇できるケースも。しかし手荷物や帽子、眼鏡などを持って行かれてしまったり、噛まれてしまうこともあるため、あまり近づきすぎないようにするといいでしょう。
語り尽くせないほどの魅力が詰まったウブドは、バリ島を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいエリア。ぜひ旅行のスケジュールに組み込んで、ウブドに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。