美しい海やサンゴ礁、ビーチで過ごす南国のひととき……沖縄の離島「宮古島」といえば、これらのイメージが強いのではないでしょうか。日本で南国気分を楽しめる宮古島は、やはり夏に行くべきもの、夏がベストシーズンというイメージで、多くの観光客が夏場の宮古島を訪れています。
冬に宮古島を訪れるという選択はあまり浮かばないかもしれませんが、実は冬の宮古島もおすすめなのです。宮古島ファンの方々のなかには、「冬がベストシーズン」と言う方も少なくありません。そこで今回は、冬の宮古島のおすすめポイントをご紹介します!
夏の宮古島では、ビーチ関連を中心に観光するケースが多いのではないでしょうか。海開き後のゴールデンウィークからお盆、9月のシルバーウィークなど、夏場の宮古島ツアーを企画する旅行会社はとても多く見られます。一般的に夏がベストシーズンの宮古島ですが、冬も魅力満載なんですよ。
まずおすすめのポイントとして挙げられるのは、冬の宮古島旅行にかかる旅費の安さです。夏場は繁忙期のため、ツアー代やホテル代などが割高なケースが多いもの。いっぽうオフシーズンとされる冬は、夏よりもツアー代やホテル代などが安く、コストを抑えた旅行が叶います。
宮古ブルーと呼ばれる、青く美しい宮古島の海ですが、実は冬のほうが夏よりも美しいことをご存じでしょうか? 夏よりもプランクトンが少なく、海中の栄養が少ない冬は、それに伴って透明度が上がるのだそう。そのため冬のほうが透明度が高く、透き通った宮古ブルーを楽しめるのです。
伊良部大橋を始めとした周辺の島に繋がる橋をゆっくり渡って、透明度の上がった宮古ブルーの海をのんびりと楽しんでみてもいいですね。また海水浴はできませんが、スキューバダイビングは可能。冬場は宮古島周辺の海でマンタが見られる可能性も高く、冬の宮古島でのダイビングも大変魅力的でおすすめです。
宮古島は星空が美しく、年間を通して天体観測ツアーがあります。冬の星座や流星群など、夏には見られない星空の様子をじっくりと観測するチャンスです。もちろん夏より気温は低くなりますが、本州と比べると温かいため、冬の天体観測にはおすすめです。
また、冬はサトウキビの収穫シーズン。甘味を増したサトウキビの収穫体験も可能です。これは冬ならではの楽しみ方なので、ぜひ冬の宮古島を訪れた際にはサトウキビの収穫体験も観光プランに入れてみてくださいね。
オフシーズンとされる冬の宮古島は、夏場に比べると観光客の数が圧倒的に少なく、道路や観光スポットがすいているケースが多く見られます。とくに宮古島ではレンタカーで移動する方も多いかと思いますが、観光シーズンに見られる渋滞もほとんどなく、快適に目的地まで向かうことができますよ。
冬の宮古島のおすすめポイントについて、いくつかご紹介いたしました。しかしこれらはほんの一部、冬の宮古島には夏にも負けないのほど魅力が数多くあります。夏の宮古島だけではなく、冬の宮古島もぜひ楽しんでみてくださいね。