日本国内ではそれほど気に掛けることはありませんが、海外への移動の際に気に掛けておきたいのは入国時の「持ち込み制限」と、出国時の「持ち出し制限」です。これらは国によって異なります。たとえばオーストラリアでは、土や砂をはじめとしたさまざまなものに持ち込み制限がかけられています。
世界中から観光客が集まる、インドネシアの離島「バリ島」でももちろん制限があります。インドネシアのルールが適用されており、日本から訪れる際にも注意が必要です。今回はインドネシアの「持ち込み制限」および「持ち出し制限」についてご紹介します。
インドネシアへの入国および出国に際して制限がかかるものについては、通貨や煙草、酒類などが挙げられます。旅行代理店や各航空会社のHPなどで確認することができるほか、インドネシアの税関申告書にも英語で記載があります。インドネシアへの渡航前に、しっかりと確認をしておきたいですね。
インドネシアへの持ち込み制限がかかるものを見ていきましょう。持ち込み制限と、持ち込み禁止のものがあります。まずは持ち込み制限から。
商業用の商品……商品サンプルや販売品、産業用品等、携行品としてみなされないもの
生き物……動物や魚類、植物、動物製品、魚類製品、野菜製品等
続いて、持ち込み禁止のものには、以下のようなものが一例として挙げられます。
インドネシアからの持ち出し制限がかかるものは、持ち込み同様に「制限」と「禁止」があります。現地で物品を購入する際には、制限を意識して購入することをおすすめします。
持ち出し禁止のものには、以下のようなものが挙げられます。お土産用としてつい購入したり、入手したりしてしまいかねないため、注意が必要です。
インドネシア・バリ島に行くときには、持ち込みや持ち出しに制限がかかるものについてしっかりと確認するようにしましょう。また、税関での申告も誤りがないよう、正確に申告するようにしてください。
「これくらいなら」と虚偽の申告をすることで、せっかくの旅行などが台無しになってしまったり、税関で足止めを食ってしまうことも。インドネシアはもちろん、海外に行くときには、行き先の国のルールをしっかり守りたいですね。