居住地から離れた土地に、旅行や出張、帰省などで訪れるとき、現地の特産品をお土産として購入する方は多いのではないでしょうか。訪問先の土地で何が作られているのか、何が有名なのか、知っておくとお土産選びもスムーズに行きます。
これまで沖縄の「石垣島」について紹介してきましたが、今回は石垣島（石垣市）の特産品にスポットを当てて展開いたします。お土産はもちろんですが、自宅で石垣島気分を楽しめる「お取り寄せ」をする際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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石垣島には多くの特産品があります。工芸品や食品、花やお酒など、こだわりぬいた、石垣島ならではの特産品の数々です。八重山列島の「八重山」の名を冠するものもあれば、石垣島に限らず他の島でも作られている「沖縄ならでは」のものもあり、実に多彩です。それらの特産品から、いくつかの種類をピックアップしてご紹介します。
まずは酒類から見ていきましょう。沖縄のお酒と言えば泡盛ですが、石垣島でも泡盛を造っています。そんな泡盛をはじめ、パイナップルワインやハブ酒など、個性的なお酒が石垣島の特産品です。
パイナップルワインは、その名の通り石垣島で栽培されたパイナップルを醸造したワイン。パイナップルそのものも、石垣島の特産品のひとつです。大人はワインを、お子さんはパイナップルを、それぞれ楽しんでみてもいいですね。
石垣島の特産品には、もちろん工芸品や民芸品の数々もあります。琉球王朝時代から続く「八重山上布」や、「ミンサー」といった織物、また織物の加工品などがまず挙げられます。宮古島には「宮古上布」があるように、沖縄にはさまざまな織物や染め物があり、八重山上布やミンサーもそのひとつです。
そのほか貝や黒真珠、星砂やサンゴなど、沖縄、そして石垣島ならではの素材を用いた加工品も多く見られます。
石垣島の特産品として、ぱっと想像しにくいのは「花」ではないでしょうか。石垣島では菊や観葉植物、洋ランなども特産品に挙げられます。とくに菊は、沖縄県そのものが菊の名産地であり、沖縄本島だけではなく石垣島や宮古島などで生産が進められています。
もちろん、石垣島にも食品の特産品があります。石垣牛や黒砂糖、八重山そばや八重山みそ、パイナップルや島バナナといった果物など、実に多岐にわたります。同じ沖縄でも、島によって異なる特産品があり、食べ物もそれぞれ楽しめるのは素敵ですね。
食品は比較的ネットショップなどで購入できるものが多いのが嬉しいところ。自宅で気軽に石垣島の味を堪能できます。
琉球王朝時代から続く八重山上布や、比較的新しい時代――昭和に栽培を開始したパイナップルなど、石垣島の特産品には沖縄や石垣島のさまざまな歴史が詰まっています。
どの特産品にも歴史とこだわりがあり、石垣島ならではの大事な逸品として人々に愛されています。石垣島を訪れた際には現地で、石垣島に興味がある・島まで行けないときにはインターネットなどでお取り寄せをして、特産品を手に取ってみてはいかがでしょうか。
