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【SDGs】フェアトレードが担うSDGs

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「フェアトレード」という言葉を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。カカオ(チョコレート)やコーヒーなどは、身近なスーパーなどでもフェアトレード製品を見かけるようになってきました。このフェアトレードという存在は、SDGsにとっても重要な取り組みの数々を担っています。そこで今回はフェアトレードにスポットを当ててご紹介いたします。

 

フェアトレードとSDGs、開発途上国の人々への取り組み

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「フェアトレード」は英語では「fair trade」と記されます。取引や商売、貿易などにおいて公平である、「公平な取引」などと言った意味があります。シンプルな言葉なので、英語を学び始めたお子さんであれば、ニュアンスなどが伝わるのではないでしょうか。

 
フェアトレードは開発途上国が抱える大きな問題へと向き合い、問題の改善へと進むための大切な取り組みです。

 

世界中で取り組まれている「フェアトレード」とは

フェアトレードは日本だけではなく、世界中で取り組まれています。たとえば、同じ製品でも信じられないくらい安いものと、そうではないものがあります。国産ものと輸入ものの違いと感じる方も少なくはないでしょう。

 
もちろん、シンプルにそれだけの製品もあります。しかしなかには、生産を担う開発途上国において、労働に見合わない報酬が支払われていたり、環境に配慮しない生産体制が強いられていたりするものもあるのです。幼い子どもまで働かなければならない、児童労働の実態も少なくありません。

 
開発途上国における生産者にわずかしかお金が入らない、製品などが非常識な安値で取引されるといった事態は古くから引き起こされていました。主にアフリカや中南米、アジアなどの途上国に多く見られます。

 
フェアトレードは生産者や労働への正当な報酬や取引、生産者自身の安全や環境保全など、途上国で生産にあたる人々を守るための取り組みです。SDGsにおける「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」、「人や国の不平等をなくそう」「つくる責任、つかう責任」など、多くの目標にも深く関係し、取り組みが進められています。広い視野を持てば、17の目標全てに関わっていると言っても良いでしょう。

 

「フェアトレード」の対象になっている生産物の一例

フェアトレードの対象になっている生産物や製品は多く、元々その大半が途上国から安く買われ、世界各国に輸出されていました。決して特別なものではなく、そのほとんどが私たちにとっても身近なものばかりです。

 
冒頭でもご紹介したカカオやコーヒーを始め、紅茶やワイン、スパイス、バナナ、コットン、ボール……など、挙げるとキリがありません。今ご紹介したものは、どれもが家庭にあるようなものばかりです。

 
もちろんこれらの生産品の全てが、不当な労働によって作られたものではありませんが、フェアトレードの対策が必要となるものが多いのも事実です。該当するものは、「フェアトレードマーク」がつけられ販売されているケースがほとんどですので、店頭で探してみてはいかがでしょうか。

 
お店によってはフェアトレードコーナーを設け、フェアトレードの取り組みについて発信しているケースもあります。

 

フェアトレード製品を手に取ることもSDGsの取り組みのひとつ

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嗜好品や果物、衣類、食器、スポーツ用品など、フェアトレードによる製品は実に多岐にわたります。生産者についてパッケージで紹介されているものも。モノが溢れている日本では、海外で不当な労働によって搾取されている人々がいることを、忘れがちになってしまいます。

 
出かけた先のお店などでフェアトレードの製品を見かけたときには、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。それもひとつのSDGsの取り組みであり、フェアトレードへの協力になりますよ。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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