近年、小学校を始めとした教育現場でもSDGsについて学ぶようになり、子どもたちは幼いうちからSDGsについて触れています。教育現場だけではなく、子ども向けの書籍やテレビ番組、新聞など、子どもが目にするあらゆる場所で、子どもにも理解できるようにSDGsを学ぶ機会が得られるようになりました。
名古屋市の「なごや環境大学」では、2020年12月に子ども向けのウェブサイト「なごやSDGs街(マーチ)」を開設。そこで今回は「なごやSDGs街」についてご紹介します。
行政や企業、学校、市民などがつくる、環境活動のネットワーク「なごや環境大学」。このなごや環境大学による「SDGs未来創造クラブ」では、「人づくりプロジェクト」を推進しています。
子どもたちにSDGsを学んでもらうための仕組み作りを進め、その一環として開設されたのが「なごやSDGs街(マーチ)」。SDGsについて紹介するとともに、地域に密着した展開をしているのです。
<なごやSDGs街>
https://www.n-kd.net/sdgs/
「なごやSDGs街」のコンテンツには、SDGsに関する情報があふれています。SDGsについて基本を学べるコンテンツや、SDGsに関するアイデアを集めたコンテンツなど、子どもが飽きずに楽しめるものばかり。もちろん、大人も一緒に楽しめるため、親子で閲覧するのもおすすめです。
なかでも「SDGsってなに?」のコンテンツでは、SDGsの17の目標をひとつずつ詳しく紹介。子どもにもわかりやすい言葉を使った漫画で描かれ、難しい漢字にはふりがなも振られています。
「SDGsってなに?」でSDGsの基本を学んだあとは、「SDGsみんなのアイデア」へ進むのがおすすめ。子どもたちが投稿したSDGs関連のアイデアを閲覧できるほか、自分で考えたアイデアも投稿することができます。
また子どもの目線による柔軟なアイデアは、大人でも「なるほど」と思えるものが多くあり、子どもがより深くSDGsを理解し、広く考えていることがうかがえます。
「などやSDGs街」では、名古屋市内の企業や施設がSDGsに関してどのような取り組みをおこなっているのかを紹介するコンテンツがあります。実際に足を運んで、SDGsについて楽しみながら学ぶことが可能です。
「SDGsフィールド」のコンテンツでは、名古屋港水族館や東山動物園など、複数の施設を紹介。これらの施設には「なごやSDGs街」のロゴと二次元コードが掲載されたパネルなどがあります。二次元コードは、「SDGs街ゲーム(ユーザー登録が必要です)」で使えるポイントがゲットできます。
また「SDGsチューブ」では、SDGsを学べる動画を紹介。「コパ」という優しいキャラクターとともに、企業や施設によるSDGsへの取り組みを知ることができます。
子どもが楽しくSDGsを学べるウェブサイト「なごやSDGs街」は、リンクで飛べるウェブサイトも注目です。「なごやSDGs街」を楽しみつつ、さらに一歩踏み出してみることをおすすめします。
「なごや環境大学」へのリンクはもちろん、「なごや生き物ライブラリー」や「なごや生物多様性保全活動協議会」など、環境問題に触れるウェブサイトへのリンクが貼られています。
また、「~エコアクションでポイントゲット~なごっちゃ」や「資源・ごみ分別アプリさんあ~る」といった、エコ関連のアプリへのリンクも。SDGsも含め、環境問題などに楽しく取り組むことができます。
学校などでの学びを経て、子どもたちにとってはすでにSDGsはとても身近な存在になりつつあります。今回ご紹介した「なごやSDGs街」は、子どもたちが楽しくSDGsを学ぶことができるウェブサイトです。身近になりつつあるSDGsをより深く知ることができ、さらに休日にはお出かけとともにSDGsを楽しむきっかけにもなります。
お子さんだけではなく、ぜひ大人の方も一緒に「なごやSDGs街」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。