沖縄のお土産でシーサーの置物をもらった経験がある方は、多いのではないでしょうか。また、この「リゾLABO」はもちろん、沖縄について紹介するメディアでもシーサーの写真をよく使われていることと思います。
シーサーは沖縄にとって大切な存在ですが、そういったおみやげや写真のなかで、満面の笑みを浮かべた極彩色のシーサーを見かけたことがありませんか? そのシーサーはもしかしたら石垣島の「米子焼工房」や「シーサー農園」のシーサーかもしれません。
今回は、石垣島でシーサーに出会うならぜひ立ち寄りたい「米子焼工房」と「シーサー農園」にスポットを当ててご紹介します。
石垣市桴海にある「米子焼工房」と「シーサー農園」は、石垣島はもちろん八重山列島を代表するシーサー工房です。新石垣空港からは車でおよそ30分ほど、米原ビーチのすぐ近くにあるため、観光ルートやドライブルートにも入れやすい場所と言えるでしょう。
この米子焼工房のシーサーたちはとても色鮮やかで、そして見ているだけで癒やされる笑顔が特徴的。どのシーサーも工房で毎日手作りされているため、同じデザインでも少しずつ異なっています。
シーサーは工房で購入できるほか、インターネット通販もおこなっており、石垣島を訪れなくても笑顔のシーサーを入手することができます。
米子焼工房には「米子焼工房本館」と「キムサー館」があり、シーサーと共に過ごすひとときを楽しめます。展示された創作シーサーの展示販売や、工房でのシーサー作りの様子を見学することも可能。色鮮やかなシーサーができあがっていく様子を、間近で見ることができます。
また本館では「ふしぎな茶碗」を手に取って、文字通り不思議な体験をすることができます。「ふしぎな茶碗」とは、八分目以上に飲み物を注ぐと底の穴から漏れてしまうというもの。元々、茶碗の底に穴が開けてあるのですが、八分目までなら漏れずに注ぐことができる不思議な茶碗で、欲張りすぎてはいけない、何事も腹八分目にという「教訓茶碗」なのです。
琉球王朝時代の製法を再現したもので、米子焼工房の茶碗にはシーサーがちょこんと佇む可愛いデザインをしています。ぜひ「ふしぎな茶碗」を手に取って、不思議な体験してみてくださいね。
米子焼工房を訪れたら、隣接する「シーサー農園」にもぜひ立ち寄ってみてください。33,000平方メートルもの広大なエリアに、個性豊なシーサーたちがたくさん佇むシーサー農園。1,000本を超える熱帯果樹や、小川など、自然と一体となったシーサーの楽園が広がっています。
巨大なシーサーもいるほか、シーサーの仲間はまだ増えていくのだそう。お気に入りのシーサーを見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ極彩色のシーサーたちと写真を撮って、思い出の一枚を残してみてくださいね。
所在地:〒907-0451 沖縄県石垣市桴海447-1番地
TEL:0980-88-2559
FAX:0980-88-2677
営業時間:9:00~17:45
休業日:年中無休
公式HP:http://yonekoyaki.com/
今回ご紹介した「米子焼工房」と「シーサー農園」のシーサーたちは、見ているだけでも元気をもらえるような、素敵な笑顔であふれています。石垣島を訪れた際には、ぜひ数十分でも立ち寄って、石垣島生まれのシーサーたちと素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。