沖縄の離島「宮古島」は、年間を通して人気の観光スポット。近年は不動産投資などでも注目を集め、多くの人々が観光や移住、開発などで宮古島を訪れています。
宮古島観光の際には、タクシーやレンタカー、バスなどを活用するほか、自転車で島内を巡るサイクリングも人気です。レンタサイクルを利用し、宮古島を自転車でゆったりと楽しむ方は少なくありません。
そこで今回は、宮古島のサイクリングにスポットを当ててご紹介いたします。
宮古島観光の交通手段は、前述したとおりさまざま。観光ルートや同行者、予算などに応じて交通手段を決めるケースが多いのではないでしょうか。宮古島は高い山もなく、平坦な土地で自転車でも走りやすいという特徴があるため、サイクリングはおすすめの交通手段のひとつです。
観光の日程全てをサイクリングで進行しても良いですし、「この場所はサイクリングで」とポイントを決めて、無理せず観光するのも良いでしょう。サイクリングには体力が必要になりますが、宮古島の美しさを全身で堪能できる点が魅力です。
基本的にサイクリングで宮古島観光をする場合は、レンタサイクルを借りるケースが大半です。なかには、普段からマウンテンバイクやロードバイクなどを楽んでいる延長で、宮古島に自身の自転車を持ち込むケースも見られます。
通常の観光であれば、現地のレンタサイクルを手配するのをおすすめします。自転車のレンタル料は、普通自転車で1日1,000円ほどからが多く、時間単位で借りられるケースも。普通自転車だけではなく、電動自転車やマウンテンバイクなどもあります。レンタサイクルはレンタサイクルショップのほか、レンタカーを扱う事業者で借りられたり、宿泊施設で借りられたりします。
レンタル先によっては、宮古島のサイクリングツアーを実施しているケースも。宮古島を訪れる前にじっくりと比較検討して決めることをおすすめします。
宮古島でサイクリングをする場合、できれば暑さがネックとなる夏は避けると良いでしょう。秋にサイクリングをするのであれば、台風に要注意です。台風の影響があるようであれば、予定の変更や旅行の中止などを検討するようにしましょう。
サイクリングをするのであれば、11月~4月ごろがおすすめ。この時期は気温が少し低くなっているのはもちろんですが、台風の影響もなく、また観光シーズンから外れるため旅費のコストダウンも見込めます。
宮古島をサイクリングで巡る際、観光スポットを目的地とするケースが多いのではないでしょうか。サイクリングでの観光に人気のスポットがありますが、そのなかから「伊良部大橋→伊良部島→下地島」のサイクリングコースをご紹介いたします。
このコースは、宮古島側から伊良部大橋を自転車で渡り、そのまま伊良部島や下地島を楽しむことができます。伊良部島に上陸したあとは252号線(沖縄県道252号平良下地島空港線)を右折して、伊良部島の「牧山展望台」に寄ってみてはいかがでしょうか。また、252号線を左折して進み、下地島を目指しても。下地島に到着したら、そのまま下地島空港や「通り池」などを巡るのがおすすめです。
当日は伊良部島や下地島に宿泊拠点を置くと、時間を気にせずゆったりとサイクリングで楽しむことができます。体力に自信がなかったり、時間的に余裕がない場合などは、絶景の伊良部大橋だけを往復するシンプルなサイクリングも良いでしょう。
上記コースのほか、砂山ビーチや前浜ビーチ、池間島、伊良部大橋以外の大橋など、サイクリングにおすすめのスポットはたくさんあります。少し頑張って東平安名崎まで足を伸ばしてみたり、数日かけて宮古島一周というコースもおすすめです。
宮古島に限らず、観光は無理のない計画とルートでおこなうことが大切です。サイクリングをする場合も同様で、体力や当日の体調などをきちんと把握し、途中でダウンすることのないように計画を立てるようにしましょう。
自転車を漕いで宮古島を巡ることで、道ばたに自生する植物や、宮古島ならではの生き物など、車やバスなどでは通り過ぎて見つけられないような魅力を発見することもできます。もし宮古島観光のスケジュールに余裕があれば、1時間でもサイクリングを組み込んでみてはいかがでしょうか。