こんにちは!
朝晩の冷え込みが心地よく、完全にいい季節に入って来ましたね!
エグチホールディングス株式会社 江口勝義です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
最近、また本を読むと言うことをやらなくなって来ました。
僕の中ではメチャメチャ本を読みたい時期と、そうでない時期がハッキリ分かれています。
文字を読むのが好きなので、ネットなどで活字は探し続けていますが…笑
〝 読みたいスイッチ 〟が入っている時は、読みたい!と少しでも思える本をドンドン買い、ドンドン隙間時間で読んでいく。
スイッチが入っていない時は、どれだけ読もうと思ってもエンジンが掛からない…
何故か先に進まない。
そんな時は あぁ、今じゃないんだな…と、さっさと読むのを辞めちゃいます。
読み出した本も、何か面白くないなぁ…
と思えば読むのをやめて次の本に。
その時の自分に必要でない、若しくは、著者の考え方に理解出来ない内容だなと感じても、僕の場合は同じですね。
そもそも僕の場合、何故本を読むのか?と言いますと、僕らの疑問や悩みの大体の場合は、先人達がすでに経験済みであり「 この事を書残せば人の役に立つ 」と思いながら本を書くに違いない。
そんな考えかたが1番最初に来ます。
本を読めば悩みの解決法など大概のことは書いてある。
今は時代が変わりネットの記事になって行ってますよね。
でも、ネットでは著者や作者の名前が無かったり、しょうもないウソ記事が蔓延してます。
やはり、何かを成し遂げていたり、その間違いない人物像を知ってからの〝 情報 〟に意味があるのかな?と。
僕は本を読む時に気をつけるのが、無心、没頭する事。
時間の感覚が麻痺するくらい、その本や活字の内容に入り込みます。
自己啓発系や、お金に関する本は本当にたくさん読んで来ましたが、全て今の自分の引き出しの1つになっていて、必ず今の自分の為になっています。
小説などは殆ど読みませんが、読み出したら客観的ではなく、その役になりきり、一緒にハラハラドキドキ。
自己啓発やお金の本などを読む時も、今の自分と重ね合わせて、どうすれば紹介されている方法や結果を得ることが出来るかを、ずっと考えながら読み進め、読み終えたら即行動します。
1番意味がないのは、貯めた知識を全く使わずに、人との会話にその内容をひけらかしたりする事。
それは全く自分のためになっていない…
それを周りの人が聞いたとしても、その人が言う通りに事を運ぼう!とは思わないですよね。
だって、行動してないんですもん。
その本に書いてある内容を今の自分と重ね合わせて、本気で読み進めて行くと…
本当にその〝 ストーリー 〟を生きているわけでは無いのに、もう1つの自分の人生を、架空の中で〝 体験する 〟ことができますよね。
例えばそれは、相談などに来られた友人達にもよく話しますが、仕事や恋愛などで失敗した時も同じだと思うんです。
例えば自分が脱サラして飲食店を経営し始めたとします。
最初に大きな借金をして、戦略を練り、自分の考えた作りたいお店を作り、そして、サービスやメニューも含め、運営していきます。
しかし飲食を取り巻く環境は厳しく、1年でお店は廃業してしまい、大きな借金を残したまま、どこかの会社にお勤めに出掛ける。
借金を返すためだけに働く毎日に、時間を費やしていってしまう…
かなりシビアで厳しいお話ですが、現実には非常によくある話。
これが現実だとしますよね。
こう行った場合、その方にお会いすると、その殆どの人がその事には触れず、その時に起きていた事に反省もせずに、ただただ今の現状に不満を言い続けながら甘んじている人が非常に多いですよね。
恋愛で失敗し続けている人も同じ様な気が…
僕はそう言う人には必ず聞きます。
「 1年前に戻れたとしたらどうする?どこを改善すれば上手くいっていたんだろうね? 」と。
頭の中のシミュレーションでは上手く行ったのでお店はオープンしたはずです。
しかし、殆どの人が驚くほどその時の自分や自社の改善点を言えません。
世の中の流れや立地、景気のせいにして言い訳で終わらせてしまうんです。
もちろん反省はしているのだとは思いますが…
場所はあそこではなく、こう言う理由でここでやるべきだ…
人を雇う時、求人案内はもっとこうして…
そもそも飲食店では無くて…
もっとこじんまりとした大きさで…
ランチはやめて夜の時間に絞り…
失敗から学ぶと言うのはこう言う事なのでは無いでしょうか?
現実は1度失敗しているかもしれませんが、その内容に総括をして、戦略戦術を立て直し、闘い方や自分の考え方の甘さを素直に悟り、そして次の闘いのために剣を磨く。
失敗が始まった原点に立ち戻り、内容を考え直してシミュレーションをし続けていれば…
今現在、失敗に落ち込んだりしながらお勤めに行っている仕事も楽しくなり、間違いなくスキルも上がり次の戦はいつ、どこで?と、ワクワクすると思います。
僕にも20代の頃、この様な経験があります。
毎日1人で反省し続けていましたし、その頃の反省シミュレーションを今でもし続けています。
キチンとその時の失敗を総括し、改善点を引き出しの中にしまいこみ、そしていつでもその引き出しから取り出せるように、絶対に忘れない事。
それが実生活における、起きた現象を〝 2度生きる 〟事であり、気の向くままに今の自分と重ね合わせながら本を読んでいれば、ケーススタディとして、他人の人生なのに我がごととして捉え〝 2度生きる 〟と言う事になると考えています。
本を読むのも人の話を聞くのも、失敗から学ぶシミュレーションを繰り返すのも、本気で考えて、そして次の闘いで必ず勝てるようになる為には1番近道では無いでしょうか?
因みに僕は自分の為に本を読んだりセミナーに出たりすると言うより、人(社員や僕の周りの人)に伝える為に本を読んだりセミナーでお話を聞いたりしています。
その意識を持つだけで、自分の中に残るものの質が変わることを知っているからです。
最近読んだ本では、この村上世彰さんの
「 生涯投資家 」がかなり面白かったです。
発売日に購入して読みました!
これはビジネスマンの皆様には超オススメします!
あの「 村上ファンド 」の村上さんの本。
僕が前述した目線で読んで行くと、村上さんの精神力の強さ、賢さ、あの時のシンガポールへ追いやられた一連の出来事の、本当の裏側の内容がわかります。
村上さんの生き様は非常に面白く、一般人の僕らにも興味深く、速攻で読めちゃいますね!
是非没頭して読んで、村上さんの人生を自分と重ね合わせてみてください。
そして、主人公が僕たちだったらどうしていたんですかね!
ハラハラドキドキの連続である事間違い無いと思います!
また、皆様からの面白い本の内容を募集しております!
良い本があったら是非ご紹介下さい!
その本に没頭してみたいです!笑
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!