こんにちは。
久しぶりの投稿になります…
今は上海 浦東空港のラウンジです。
今から帰国します。
エグチホールディングス株式会社 江口勝義 です。
いつも読んで頂きありがとうございます!
約2ヶ月ぶりの中国…
前回は深圳にある、とある世界的な企業の工場にお邪魔して以来…
いつも思いますし、いつも口に出しますが…
この国は本当に凄い。
ヤバイ。
かれこれ7〜8年前から、1年に3〜6回ほど中国には来ておりますが、何と言っても発展のスピードが早い…
早すぎる。
いくらスピードを早めたって、ソフトの部分が追いつかないじゃないか!なんて声も聞こえて来ますが、彼らの凄さはなんと言っても 〝 トライアンドエラー 〟にあると思います。
とにかくハリボテだろうが、骨組みだけだろうが関係ない。
ガンガン前進前進、前進あるのみ!
その後はやりながら、走りながらで何とかなる。
国民性自体がそう言った考え方で進んでいき、もちろんその商品のユーザーである国民自体もそれを普通に受け入れている。
僕たち日本人は、その商品のユーザーである、日本人としての国民性がそれは許さない。
これは粗悪品やバッドサービスを出さないと言うわけで、悪い事とは思わないけれど…
スピードの点において大きく差が出てしまう。
どちらにも利点があり、どちらにも悪い点がありますね…
でも…
僕ら日本人が愛して止まないApple社製品…
部品は日本や台湾、中国などで調達をしていて、
アッセンブリは殆どが中国ですよね?
新しいiPhoneなどを買うと数ヶ月間は様々なエラーを微調整して直して行くアメリカの商品…
時にはデータが全部飛んじゃったり…
僕達日本人は、これは仕方ないと認識して購入していますが、反面、日本の商品に対しては少しばかり心狭くないですかね…
最近では以前よりさらにテレビを見なくなりました。
全く興味がない。
見てても本当に面白くない。
これ、誰か本当に見てるの?と思ってしまう。
先日出席した友人の結婚式の新郎のプロフィールの趣味の欄に〝 Netflix 〟と書いてあり、思わず笑ってしまいました。
僕もスーパーハードユーザーだから。笑
テレビとは違い、自分の好きなジャンルの好きな映像を好きなだけ見ることが出来る。
しかもプレミアムプランを選択しても月に1800円。
レンタルビデオ店がエステなど、他の商売を買収したり別事業にチャレンジするわけだ…
21世紀になってから、今までのビジネスは数年後には陳腐化してしまい、新しいチャレンジをしない者はマーケットから居なくなる…
残酷なまでに世の中は凄まじいスピードで回っている。
そのスピードと同じか、若しくはそれを上回るスピードで走り続けた者だけが生き残れる。
しかもその方向性を先読みして行動しないと、スタートから遅れているわけで…
そのスピードについて行ける訳もなく…
余りにも先読みして動くと、世の中より早すぎてお金や人が付いていかない…
本当に凄い…
恐ろしい世の中になったものですね…
何とか食らい付いて行かないといけないですね。
皆さんはこの会社をご存知ですか?
2018年1月に30代前半の中国人女性が、元々働いていた会社の社長から多額の資金援助を受け、宅配型コーヒーショップの一号店をオープンし、一年後の2018年末には2000店舗を突破。
2019年末には4500店舗を超える勢いで拡大している、ユニコーン企業。
この会社を調べれば調べるほど、中国人の起業家精神には頭が下がります…
前期から弊社では、売り上げ必達目標や、
営業利益目標などは敢えて発表せず、
〝 令和らしく 〟会社の運営をして行くという事を実践しています。
〝 丁度いいところを探す 〟事です。
詳しく話すと長くなるので書きません。
ご興味があればまたお会いした時にでも聞いてみてください。
〝 それ 〟を今もずっと模索中ではありますが…笑
あくまでも個人的な意見ですが、数字数字と言う会社運営に???がついて来たんです。
これは色々な側面からです。
毎年毎年、売り上げ前年比◯◯%達成!みたいな、
こういう運営の仕方に違和感を覚えて来ました。
数字は、本気で追えば達成するのは当たり前なんじゃ無いのかな?
そんな所にエクスタシーを感じながら生きて行くより、もっと本当に世の中の為、地域社会の為、結果的に自分たちの為に生きていきたいと。
お客様や本当に困ってる人達に対して、間違いなくサービス自体が荒くなる。
これでは企業としての存在意義がどうなんだ?
存在意義が無いと判断される会社って…
数年後残って無いじゃ無いですか?
皆さんの周りはいかがですか?
そういう事に気付いてしまいました。
数字の怪物みたいな何かに取り憑かれて
一生懸命にやってきましたが、結果的にその代償はとんでもなく、計り知れないものを払いました…
luckin coffeeは彗星の如く中国のマーケットに生まれ、まだまだ伸び続けているみたいです。
だけどずーーーっと赤字経営。
どこまで伸びるのか…
世界的コーヒーショップの雄、スターバックスは中国での存在感をどの様に出して行くのか…
この戦いは見ものですね!
今回の中国出張は、元々は中国で生まれ育ち、その後、学生時代に日本に来られて、そのまま30年近く日本に住んでいる、弊社の社員であるSさんと2人です。
僕より少し年上のSさんの、物の見方や情報量、
仕事への熱心さが面白い。
そんな彼が昨日の夜ごはんの時に言っていた一言が面白い。
「 今までは小さな魚が大きな魚に食べられていたけど、これからは遅い魚が早い魚に食べられる時代ですよ 。 」
成る程ねぇ…
その通り。
いつも言いますが兎に角 スピード。
遅い人と歩を同じには出来ない。
これは数字云々では無い。
兎に角誰よりも先に初動を起こし、成功なり失敗なりの結果までのプロセスに掛かる時間を短縮する。
この考え方は令和の今も変わらない考え方。
間違いない。
もう一つ彼が言っていたのは…
「 成功する人の事を見てきましたが、必ずその人は良い人なんです。 悪い人で成功してる人は居ないと思います 」と。
本当間違い無い。シンプルだけど真髄かと。
先ずは何はともあれ、どの角度から見ても〝 良い人 〟を目指すのが絶対的に近道だと、僕もずっと思っています。
何度もここに書いておりますが、本当にとんでもなくクソみたいな、どうしょうもない男だった僕も、
24歳くらいの時にまず目指した道が良い人であるということ。
これは結構難しい…
僕の場合は、スーパーアホだったので、今までの考え方や、人生の在り方から根本的に見直して改善して行くことから始めました…
周りの友人達に、あいつ、なかなか良いやつじゃね?と思わせるのには時間は掛かりましたが、
心掛け次第で何とか形になるもんですね!爆
今、エグチホールディングスグループでは、またまた新しいチャレンジをいくつも手掛けています。
結果的に世の中にも僕達にも良い形になる様な…
そんなチャレンジをし続けています。
暇な時に、しょうもないワイドショーを見て、しょうもないニュースに対し、けしからん!とか言う時間があるならば、もっと有意義な時間を作り、楽しめる人生を歩んで行きたいと心から思います。
あのワイドショーが日本と言う国をダメにしているんじゃ無いのかな?と、最近つくづく思います…
お笑いの人が、人の事をあーだこーだ言うんじゃ無い!
人を笑わせてなんぼだろ?と。
今回の出張ですが、僕や弊社とはスタンスが違う…全くもって違いすぎますが、やっぱり中国は凄かった…
令和の時代、皆さんはどの様生きていかれますか?
その国民一人一人の考え方の結果が、大きく日本と言う国の未来を決めて行く事になるとおもいます。
来月、また別件で来中しますが、とんでもなく予想外の出来事がまたまた起こるんだろうなぁ…
だって…
中国なんだもんね!!笑
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
収穫、実りのある出張でした!