こんにちは!
今回は台湾の台中へ視察、ミーティングに来ております。
珍しく今回の台湾視察はずっと晴れ!
僕のイメージでは、台湾はいつも天気悪い…
エグチホールディングス株式会社 江口勝義 です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今回はセントレアからのフライトにより、台北から台中へ新幹線で移動し、その後飛行機で澎湖島へ視察の旅。
以前に比べると台湾はよく来る国の一つになりましたね。
この国にもチカラを持ったパートナーがいるからなのですが、毎回思うのが、この国は来る度に好きになる。
僕はここでも何度も書いていますが、四つ足動物のお肉は食べません。
僕には目標があり、その目標をクリアするまでは、食べない!と心に誓ったからです。
今現在の達成率は83%まで来ています。
あと少し…
あともうちょっとで目標をクリアするところまできております。
ですが、台湾は豚や羊、牛肉が美味しい国ですね。
あの小籠包で有名な鼎泰豊に行ったとしても、中は豚肉だったりするので気が滅入る…涙
なので台湾は、僕の中では美味しいものは無く、有ったとしても香港の方が…なんて事を思っていました。
このパートナー達と出会ってからは考え方が変わりました。
僕が肉を食べないことも理解して頂いてます。
僕の挑戦を見て、パートナーの1人、ジョナサンも牛肉食べない運動を始めました!笑
ネットに出てる、美味しいと言われているようなお店では無く、知る人ぞ知る地元の人達が通う様なお店に毎回連れて行ってもらいますが…
この国のご飯は美味いーー!!
パートナーの1人であるケビンが、我々が澎湖島に来たという事で振舞ってくれたロブスター!
後から聞いたら驚くほどの金額だったらしい…
また別の日、このロブスターの大きさと来たら…
これも美味かった…
本当にいい国だ‼︎
残念ながら今回の視察の内容はまだ社外には話す事ができません。
今回は、台湾を含めた海外の案件を紹介、打ち合わせを重ねて来ている、株式会社ユニバーサルエコロジーの石田社長にもご同行して頂き、親交を深めたのと同時に、ビジネスの可能性を広きに渡り探って来ました。
左が石田社長、真ん中が台湾人デベロッパーのケビン。
石田社長も本当に凄い社長だとつくづく思いますが、このケビンも同年代だけど恐ろしくやり手。
ケビンに会った初日には石田節が炸裂し、ベロベロになったケビンから「 ブラザー! 」と呼ばせる石田社長の人柄と人心掌握術に圧倒されました!笑
石田社長と僕には良く似た共通点がある。
これはお高いの共通認識ですが…
それは…
必要以上に騙される…
悲しいかな…
僕たち2人はどうしても性善説から入ってしまう。
いけないいけない!と思っていても、元々がそういう考え方なので、なかなか難しい…
直ぐに人を信用してしまう。
今回感じたのは、4日間ご一緒させて頂きましたが、1人1人では騙されるかもしれないけど、2人が一緒に居る場所だと大丈夫そう。笑
仕事の内容を詳しく話せないのがもどかしいのですが、今回の案件はビジネスの大きさと言う観点から見ても、社会貢献度や仕事の面白さで見てもピカイチ!
これは本当に面白い。
もしかしたら、弊社一社だけだったり、ユニバーサルエコロジーさん一社では難しい案件かもしれませんが、お互いの会社の長所を出して行く事が出来れば、普通にやり切れてしまうと思う。
むしろそんなに難しくは無い。
ビジネスの大きさ的にも、これ位の規模感が無ければ石田社長にワザワザ来てもらう事でも無い。
ビジネスマンとして、やり甲斐ある内容ですね。
弊社、エグチホールディングスグループは、海外の案件を広く手掛けています。
社外には全く発表をしていない案件ばかりです。
海外の案件の最大の仕事は…
ズバリ、お金の回収です。
台湾などでは別ですが、我々の様なデベロッパー型の仕事、建設などが絡む仕事だと、最初に◯◯%のお金を頂き、途中で材料の発注時に◯◯%。
最後に全てが終わったら、残りの20%を貰う…
予定なのですが、ほとんどの場合必ず揉めます。
最後の20%などが貰えないんです。
アジアではこんなの当たり前。
東南アジア諸国では、国の案件や国の入札の仕事をしても、本当に払ってくれない事がほとんど。
しつこくしつこく話をし続けて、契約書もしっかりあるし、何故払わない?と、弁護士経由で持って行ったとしても、やるならやるよ?(裁判)という態度できます。
10年、20年争う?
それでも払わないかもよ?
と言った感じです…
こんなのおかしい!
間違ってる!
僕たち日本企業や日本人の感覚ではそうなりますが、それは民度がある程度備わった、キチンとした国で、キチンとした会社相手だから通る話。
アジア各国では全く違う。
弊社がある国で仕事をした時の話…
これはその国が絡んだ国家案件。
我々には一つもミスなく、彼らのいい加減な図面や仕様、単純だけど莫大な損失が出るようなミスを、うちがかぶり、赤字を垂れ流しながらも歯を食いしばり、約束に確実に間に合わせました。
その時の現場の模様は、あのブルームバーグも取材に来て、その国全土へ放映されました。
そこまでやったのに…
請求しても請求しても払ってくれない。
しかも工事全体の60%以上のお金。
サインが足りない…
向こうの書類に不備が…
担当は長期休暇…
知らんがな!!
様々な理由で払わない敢行をしてきます…
普通の日系企業はここで引き下がったり、断念したりするのですが、かなりの額の工事だったのでその国で最高レベルの弁護士様と契約をして、名前をお借りして取り立てて行きました。
最終支払期限から半年以上遅れていた時に取った行動です。
工事完了からは1年が経過する頃…
これでダメなら僕はその国の大統領に会いに行くと言う強い気持ちでした。
あなたの国の現状はこうですよ?と。
これは本気です。
そうすると向こうの担当者も焦り、ビビり始めて口を割って出た言葉にあきれ返りました。
「 実はそのお金を投資に回している。 今解約したら多額の損害金が出るので、◯◯日まで待って欲しい… 」
これ、メールのやり取りですよ…
どこまで頭が弱いんだ…
国の仕事ですからね…?
すぐ様このメールは違う、破棄してくれと来ましたが、僕たちは「 やるならやったろうじゃねぇか! 」と言う気持ちなので、そのまま弁護士へ。
ここまでやって、やっと払ってくれます。
正直、多少身の危険はありますよね…
でも僕のオヤジ、弊社の先代が良く言っていた言葉「 舐められたらおしまいだ。舐められてまで仕事はやらんでええ! 」
本当にその通り。
今回はそうやって回収は出来ましたが、海外の特に東南アジア案件は危ない。
こんな感じでやられてしまっている日本人、日本企業は本当に多いです。
タチが悪いのが、日本に居られなくなった日本人がアジアへ渡り、新しく新天地を求めて来た日本人を騙すと言う行為も目に付きます。
この流れは本当にいけない。
僕は今後の日本を考えた時に、必ず外国を相手にした仕事をして行かないと大変なことになると考えています。
2050年には世界人口は90〜95億人にも達し、特にアジアを中心とした新興国の勢いが世界を牽引して行くと思います。
この頃には食べる事が出来ない国は無くなり、新しい時代の幕開けになる…と。
この頃には日本の人口は1億人を割り込み、その50年後の2100年にはなんと、4500万人〜8000万人まで減って行くと言う試算が出ています。
僕たちの子供や孫の世代に、胸を張って我々は日本人だ!日本国だ!と言わせるためにも、人口が縮んで行く日本では無く、爆発的増加をしていく外国で稼いで来て、日本に還元する。
そうしなければ誰が考えたって、この日本の、世界最高のインフラや街並みを残す事は100%無理でしょう。
外国を相手にしたビジネスと言うのは、大きく分けて2通りだと考えております。
それは…
長くなるので続きは次回!
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
江口勝義