EGUCHI HOLDINGS GROUP

夢を現実に!!! カンボジアにミルクを! 【 Vol 459 】2019/10/27


こんにちは!
26日からカンボジアはプノンペンに来ております。
こちらは真夏のような暑さ…
こちらに住んでおられる方の話では、この時期にしては異常な暑さだとか…

エグチホールディングス株式会社 江口勝義 です。
いつも読んで頂きありがとうございます!

2年程前…
経営者の先輩である、Kさんから非常に興味のあるお話を聞きました。

【 カンボジアには牛乳が無い 】のだと。

最初に聞いたときは、へぇー!
程度に聞いていたのですが、牛乳が人間に与えて来た歴史などの話をネット上で探してみました。

なかなか面白い情報、本当かよ?という情報、
色々ありますね!
ネットは本当面白い。
皆が一流の評論家バリに色々語ってる…笑

そんな様々な情報がある中で、僕が1番気になったのは 【 江戸時代の日本人男性の平均身長は150センチ半ば 】
というお話。

ふーん…
そうなんだね…

程度で見ていたのですが、今年の夏に埼玉県の
渋沢栄一 記念館に行った時に、彼の等身大の像がそこに有って驚いた…

明治の超偉人は153cmしか無かったみたい。
その像はメチャ小さいんですよ。

元々日本人は本当に身体の小さな民族で、縄文時代からの身長のデータによると、江戸時代が1番小さかったらしいですね。

因みに現代は170cmなんだとか。

僕は体が小さいほうだと思っていましたが、ジャスト平均値だったんだ…

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

どうもこれ、この時代は極端に動物性タンパク質を取ってこなかったのが原因では?という説が濃厚らしい。

明治から昭和にかけて、日本人は牛、豚肉やクジラのようなタンパク質をたくさん摂るようになって、体が大きくなってきたのだとか。

あとはやっぱり飲み物。
現代では食べ物だけでなく、飲み物からもタンパク質やカルシウムを取れるようになったから体が大きくなってきたのだとか。

色々な飲み物があるとは思いますが、その代表格が
最初に書いた 〝 牛乳 〟らしいです。

世界中、文化が進むに連れて牛乳がその国の食生活に入り始めて、その国の国民の体が大きくなっていったのだとか…

僕は小学校2年生までは牛乳の早飲み競争で負けた事ないし、休んだ生徒の牛乳を友人達と何本飲めるか?競争で競ったりしておりました…

が、ある日、いつも通り4〜5本の瓶入り牛乳を飲んだあと気持ちが悪くなってしまいました。

その時、自分で何故気持ち悪くなったのか?を、8歳程度の頭で考えたんです。

そしてその生みの親である、牛の写真を図鑑で見た時から牛乳が大嫌いになりました。

実際にそれ以降、好き好んで牛乳は飲みません。
だって…

何が悲しくて牛の子が飲むものを飲まなければならんの?
俺人間だし。

しかも真っ白じゃん。
そんな真っ白な食べ物も飲み物も牛乳以外見た事ない…涙

こんな感じで〝 飲まない 〟と決めたから僕の体は大きくならなかったのかな…と。

話はそれますが、小学校の時にやらないと決めた事、いくつかあります。

それは…
検便、検尿、ギョウ虫検査を提出する事!

これは無意味に決めていました…

だって…好きな女の子がそれらの検体を、教室の前に画鋲でぶら下がっている紙袋に入れに行くのを見るのが嫌で嫌で…
嫌いになりそうになっちゃったりして…笑

あとは夏の生活、冬の生活を含む宿題は出さない!
と決めていました。
だって面倒なんだもん…

だから通知表に4,5が無かったんだ…マジか!
と気づいたのは中学二年生の時でした…笑
つくづくアホな思考回路でした…

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

カンボジアには牛乳が無い。

しかし、カンボジアのイオンやコンビニの様なマーケットに行くと、1.5〜2L入りの牛乳をよく見かけます。
大凡、1Lあたり2ドル程度。

カンボジアはリエルという自国通貨がありますが、基本的なお金のやり取りはアメリカドルです。

牛乳は日本よりも基本的に高い。

しかも、それらは隣国、タイやベトナムから粉末にしたものを輸入して、水に溶いて容器に入れ売っている。

僕らが幼い頃にも有った、脱脂粉乳の水溶きしたものらしいです。

生の牛乳は輸入できないルールになっていて、
その状態でないと取引ができない。
なので仕方なく…

カンボジアは皆様ご存知の様に、ポル・ポト派による内戦は20年ほど前まで、20年間以上続いてきて、
数百万人が大虐殺されたとか。

その当時、眼鏡はめてる人は全員即殺されたとか。
何故なら頭がいいやつが逆らってくる。
頭がいいやつは眼鏡をはめている!と決め込まれたのだとか…

頭がいいか悪いかは眼鏡とはあまり関係無いと思うよ…
ポル・ポトさん…

なので、自国民の繁栄を考える、頭がいい人たちや、歳をとった知識人などが少なかったらしいです。

カンボジア国民の平均年齢は24歳未満。
ベトナムと同じですね。
ベトナムではベトナム戦争で大人はかなりの数が亡くなったからだとか。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

カンボジアには牛乳が無いからなのか、国民は総じて身長が低いです。
体の骨格自体が細くて貧弱に写ります。

身長170cmあまりの僕はこちらの国では大きい方だと思います。

そんなカンボジアに、生のフレッシュな牛乳を!
当たり前に牛乳が飲める様にする!

と言うコンセプトで、シンガポールのファンドが動き、ASEANで数々の成功を重ねてきたイスラエル人の技術を取り込んで、必ず成功させよう!と言うプロジェクトが動き出しました。

それが先に書いたKさんから聞いた投資話。
それが2年前。

ただの儲かる!利益が何倍!と言う投資ではなく、
その国が自国の力では到底出来ない事を、他国の僕らがお金と技術で手助けをして、リターンを得る。

何て綺麗な出来上がりなんだ!!

Kさんから聞いた時に、やろう!と思いましたが、同じく経営者仲間の 〝 Tっちゃん 〟からも同じ様なお話が…

結局は同じ投資だという事がわかり、即カンボジアに来る事を決断して視察しました。

僕にとって、決して小さくは無い投資金額でしたが、なんか… ロマンがあるなぁ…
そんなお手伝いが出来れば最高だな…

そう思って2年前、役員会の了承を取り、
エグチホールディングスとして出資を決めました。

KさんTっちゃんも素晴らしい経営者だし!

あれから2年…
実は今回、また違う用事がありカンボジアに来たのですが、折角なので2年前に視察で来て見た大草原。

どれくらい進捗しているかの視察をしてきました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

全体的な図面はこれ!
先方の了承を経てここに出しています。

カンボジア政府から格安で借り上げた300ヘクタールの土地。
政府も始めての大型のミルク農場という事もあり超積極的。

1ヘクタールは100m×100m。
それを300個並べた大きな土地です。

2年前に来た時には果てしない大草原で、本当に何も無い場所でしたが…

Kさん!Tっちゃん!
現地はこんなになってましたよ!!

現地法人のカンボジア人の社長、イスラエリーのプロジェクトマネージャーにもお会いしてきました!

何も無かった土地に牛舎の基礎工事が行われ、来年1月に完成。
2月にはオーストラリアから、先ずは妊娠している雌牛を200頭がここに来て子供を産みます。

広大な現場内には重機が沢山入っていて、気持ちも高ぶりますね!

4.5km先にある池からこの貯水池に水を運び、パイプで牛舎や様々な施設へ。
広大な土地の牧草地帯へはスプリンクラーで散水し、牛達の食糧を育てます。

このミルクプロジェクトの凄いところは、この場所で育てた牧草やコーンを牛達に与え、なんと、90%以上の彼らの食糧を自給自足、地産地消しているところです。

彼らの食糧の大半となるグラスですが、長く伸び刈り取った後、そのまま放置すればまた同じ長さまで生えてくる。

終わりがない…
まさにサステナブル!
さすがはイスラエリー。
素晴らしい考え方ですね!

来月には一度刈り取って、来年の頭に入ってくる牛達の食糧とするみたい。

こういうの待ってました!
こうこなくっちゃ!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

この投資のキャッシュポイントは色々なタイミングでありますが、カンボジアに貢献できて、出資した資本が大きくなって戻ってきてくれればいう事ない。

色々な投資を過去にやってきて、本当に大きなお金を溶かしてきましたが…
この事業は面白い。
これは本物!だと確信しました。

こうやって1つずつ、本物か偽物か?を見定める
目を養って行くのが1番重要。

先ずは現地で現場を見る。
肌で感じた後、頭で考える。

今後もこれで行きたいと思います。

Kさん!
Tっちゃん!

こんな感じでした!
メチャメチャ進んでおりました!!

それではレポートはこの辺りで…

今回のカンボジア出張の本番は明日なので!
またレポートさせていただきます!

いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!!