こんにちは!
チョット疲れが出たのか体調の曲がり角…
の様な気が…
エグチホールディングス株式会社 江口勝義です。
いつも読んで頂きありがとうございます。
いやぁ…やっとです…
前回フィリピンに来た時には、まさかの契約書が出来ていないと言う洗礼を受け、サインする事が出来なかったのですが…
やっとここまで辿り着きました…
海外での入札、契約ってこんなに色々な事が起こるのか…
後から後から出るわ出るわ…
図面に無いことや、お願いベースで工期を3ヶ月間縮めさせてくれや、そもそものやり方を変えてくれ…涙
日本ならあり得ない事が山の様に降って来ます…
が、ここはメッチャ笑顔で全てにYES!!
と、言う様に…とスタッフ達には言ってあります。
彼らの要求を全て飲むと利益どころか赤字になるかも…
だけど〝 損して得取れ 〟の精神で必ずやり切る。
やる方はかなり大変ですが、その先にぶら下がっているニンジンはかなり美味しそうに見えておりまして…笑
ビジネスは駆け引き。
ビジネスは義理人情。
フィリピンでも通用すると確信しております!
実際にこのフィリピン中央銀行を落札したことにより、フィリピン国内のみならず他国でも弊社にとって追い風が吹き始めました。
実際にこの銀行案件の工事が終わったら、恐らく仕事はかなり来ると感じています。
これが外国で仕事をやる事の醍醐味ですよね!
日本に居て仕事してても、日本銀行の工事は先ずやらせてもらえないですから…
今後の事を考えると、スリランカやタイでも営業活動をしているので、明らかに人手不足に陥ります。
日本のスタッフを外国に連れて行くにも、人数的にもスキル(英語など)的にも限界がある。
日本で沢山雇えばいいじゃん!
そんなに簡単に行きますか?
前回のブログにも通じていますが、日本の経営者達は揃って
「 人がもっと居たらもっとデカイ仕事がやれるのに… 」
「 人さえいれば… 」
そうやって言ってる人沢山居ませんか?
僕の周りはガンガンやってる友人が多いのでそう言った方は多いです。
で、どうするの…?
指くわえて見てるだけ…?
僕は嫌です。
人がもっといたらな…これはやっぱり言い訳では無いですか?
良く良く良ーーーく考えたんです。
弊社の場合、今年の大卒の新入社員は取りませんでした。
100名近い大学生達が応募して来てくれたのですが、贅沢言うわけではありませんが難しいと思ってしまいました。
弊社が新卒大学生に求めるものは、沢山有るのですが最後の難関〝 英語力 〟です。
これが無いとウチでは残念ながら務まりません…
1番中心に据えている事業が、海外でのビジネスへとシフトしているので当然なんです。
沢山の課題を出して乗り越えて来てくれても、やっぱり英語力。
面接時などにこちらから出した課題をキチンとやって来てくれる、ナイス君はまぁまぁいますね。
ですが英語力で結局は取るに取れない。
語学だけは一朝一夕では何ともならない事は僕が1番知っております。
もっと言ってしまうと、今の大学生を取って育てていくと言う事に少し疲れています。
彼らは内定を何本取ったか競争をしていたりして、いく気がないのに腕試し的に企業の試験を受けて行ったりしているようです。
大人はメッチャ真剣なのに、学生達との温度に差があると感じてなりません。
皆さんならどうされますか…?
どうやって近未来に来るであろう、自社の人手不足問題をクリアしますか…?
僕が打ち出した答え!
もう既に実践しており入社もして貰って居るのですが…
ズバリ!
日本語が話す事が出来、メールやLINEなどの社内インフラもひらがなや漢字も使用することも出来る外国人の即戦力を探して雇用しています。
彼らを日本国内と外国で探し、日本国内にベースを置き、フィリピン、タイ、ミャンマー、スリランカなどの国に長期の出張でも行ける人。
この方法は我々の様な中小企業でも、恐らく数年後には当たり前になると思うので、今からインフラを整えておくべき。
3年や5年で終わってしまう、研修生や実習生制度ではなく、現地の大学を卒業し、日本人と同じ条件、内容でエンジニアなどの、手に職を持った人は日本企業でも雇用可能です。
その職やサービスによって、この部分はリーガルチェックが必要ですが、弊社はこれで人手不足を賄うことに成功しています。
今うちに来てくれている、フィリピン人のイシドロ君は国内で探し出した逸材で今年から来てくれています。
去年、ほとんど太陽光の事は分からないのにも関わらず、フィリピン国内で案件を探し日本で資金調達をしていたツワモノ。
実際に僕たちと一緒に仕事して見てどう?って聞くと、自分の考え方が甘かった…と。
だけどこのバイタリティが良いじゃないですか?
日本人を面接するときと同じで、将来独立したい!社長になりたい!バイスプレジデントになりたい!
こう言う人にしか僕自身興味がない。
彼はそう言う点では面白い。
フィリピンで1番賢い大学を出ていますしね。
今回契約以外にフィリピンに行った目的の1つが面接でした。
現地のパートナーのジェイに、弊社、若しくは弊社の現地法人に働いてみたい人を集めてもらい、そこから厳選して10名ほどに絞り面接する予定でした。
僕が出した条件は…
①大学卒であること。(大卒でないと日本企業は雇えません)
②エンジニア、若しくはセールスマネージャー
③日本語が読み書き出来ること。
日本、現地法人、合わせて応募があった数…
な な なんと!
220名!!
マジかよ!!
これならメッチャ良い人材と出会えるぞ!!
色めき立ちますよねー!?
パートナーのジェイに厳選してもらい、実際面接してきました!!
ジェイが厳選してくれた人数は…
11名。
???
ヲイヲイ!ジェイ!
何か間違えてないか?
220名から絞ってたった11名?
ジェイ曰く…
フィリピン人はこう言う募集があると、誰もが何も考えずに応募して来るんだ…と。
しかも厳選して集まってきた彼ら、何と約束の場所に3人は来ず。涙
しかも全員日本語は殆ど話せない…爆
彼らは一体何を見て応募してきたんだろう…
でもでもでも!
その中でも大きなメガソーラーの工事を責任者でやっている男性が2名。
エンジニア、セールスマネージャーをやっていた女性が2名。
この度は合計4名を選考しました。
もし人手不足で悩まれていて、外国人でも大丈夫の仕事でしたら僕は是非オススメします。
彼らの力を借りてビジネスを進め、海外に出店などをされた時には彼らに任せる。
最初のうちは投資のような感覚も必要かと思いますが、時間が経過して行きお互い慣れてくれば…
これからが楽しみです。
僕は自分の子供達や孫の時代には、国境や国民、国自体の持つ特徴的概念等は段々と薄れていくと考えています。
なので子供達にはいつも日本人である事に誇りを持った〝 国際人 〟になりなさいと話します。
彼らの様な外国人を一労働者としてでは無く、戦略的な良きパートナーとしてお互い発展できればと考えながら帰路についております…
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!
今回の出張は、彼らと弊社の成長が非常に楽しみな出張となりました!