中部地方の電気をになう中部電力。200以上の発電所を持ち、中部地方に住む人々の生活を支えています。
火力発電所はもちろん、水力や原子力、風力、内燃力、そして太陽光発電のメガソーラーまで、実にたくさんの発電所で電気を作っています。そんな中部電力で、電気について親子で学んでみたいと思いませんか?
中部電力には、愛知県の名古屋市や知多市、碧南市に電気について学べる施設があります。今回はその3施設についてご紹介します!
「でんきの科学館」「知多電力館」「へきなんたんトピア」の3施設をご紹介しますが、中部電力の学べる施設は、どれも一日かけてしっかりと楽しめる施設ばかりです。名古屋市内のものはもちろんですが、知多市と碧南市のものはちょっとした日帰り旅行にもうってつけですよ。
まずは名古屋市にある「でんきの科学館」。この施設は、文字通り「電気について学べる科学館」です。前に「親子で行きたい!名古屋周辺でエネルギーを学べるスポット3選」でもご紹介しました。
電気について学ぶ展示ばかりではなく、体験コーナーも。体験コーナーでは自分で実験・工作をするのはもちろん、「実験名人」によるサイエンスショーによって視覚でも楽しむことができますよ。
スタッフによる館内ガイドツアーやサイエンスツアーも要チェックです!
※ツアーによって、開催日時や対象学年が異なりますのでご注意ください。
所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-2-5
TEL:052-201-1026
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(※)、第3金曜日・年末年始
※月曜が祝日の場合は翌日が休館
※夏休み・春休みは無休
入館料:無料
続いては、知多市の「知多電力館」。こちらは知多火力発電所のなかにある施設です。なんとナゴヤドーム12個分もある発電所というから驚きですね。自然あふれる環境にある発電所で、約130種類の樹木があるんですよ。そしてさまざまな鳥や昆虫たちにも出会うことができます。
この知多電力館では、季節に合わせたさまざまなイベントが魅力的です。たとえば2018年4月なら「かざぐるまで電気を学ぼう!」というイベントを開催しているんですよ。
また「エレメイトカード」というカードもあり、イベントに参加してスタンプを集めることで参加賞がもらえるというもの。季節ごとに何度行っても楽しめる工夫がされており、電気を楽しく学ぶのにはうってつけの施設ですね。
所在地:〒478-0046 愛知県知多市北浜町23番地
TEL:0562-55-8311
開館時間:9時~16時30分
休館日:月曜日(※)、年末年始
※月曜が祝日の場合は翌日が休館
入館料:無料
最後にご紹介するのは、碧南市にある「へきなんたんトピア」です。こちらは碧南火力発電所の南側に展開し、環境についても学ぶこともできる「地域共生施設」として愛されています。
電気のしくみについて映像や参加型の展示物などで学べる「電力館」、「癒やしとコミュニケーション」をテーマにした、芝生とさまざまな花や自然があふれる庭園でのんびりできる「ヒーリングガーデン」、そして散策しながらたくさんの生き物を観察できる「エコパーク」。
これら3種の施設で、開館から閉館まで遊び尽くし、そして学び尽くすことができますよ。お天気の良い日にお出かけしたい施設ですね。
所在地:〒447-0824 愛知県碧南市港南町2丁目8番2
TEL:0566-41-8500
開館時間:9時~16時30分 ※電力館以外の施設は16時まで
休館日:月曜日(※)、年末年始
※月曜が祝日の場合は翌日が休館
※天候悪化などで閉館になる場合あり
入館料:無料(10名以上の団体は予約必須)
電気に関する施設は、電気の作り方やエネルギーに関することだけではなく、環境との関係性についても学ぶことができます。
漠然と電気のことを知るのではなく、わたしたちの生活とどのように繋がり、環境にどんな影響があるのか、そして共生しているのかを、親子で一緒に学んで考えていきたいですね。
今回ご紹介したのは愛知県内ですが、中部電力には静岡県と三重県にも同様の施設があります。ぜひ、お近くの施設に足を運んでみてくださいね。
※この記事の情報は、2018年4月16日現在のものです。各施設の詳細および注意事項は変更になる場合があります。事前に各施設にご確認ください。