わたしたちの生活には「電気」が必ず存在します。今、この記事を見ているツールは、パソコンでしょうか、それともスマホやタブレットでしょうか。それらももちろん、電気を利用していますね。家庭内にはとてもたくさんの電化製品があふれ、小さな子どものころから当たり前のように使用しています。
しかし、子どもは電気の「怖さ」を知りません。知らないからこそ起こる危険も多く、誤った使い方ひとつで子どもがケガをしたり、火事になってしまうことも。
そこで大人が子どもに対して、電気の使い方や注意事項をきちんと教えたいですね。
電気に関する注意事項は、とてもたくさんあります。わたしたち大人でさえ知らないことも多く、ニュースなどで思いがけない電気の事故の報道を見て驚くことも少なくありません。それら全てを子どもに教えることは不可能ですが、「電源プラグ」と「電池」の注意事項だけでも押さえておきましょう。
電源プラグは、子どもが小さいうちから気をつけたいもののひとつです。乳幼児の目線にコンセントや電源プラグがあったり、大人の真似をして抜き差しをしてみたり。大人が油断した隙に子どもが手にしてしまうもの、それが電源プラグですね。
とても小さいうちは、子どもが触らないように大人が徹底して気をつける必要があります。しかしある程度大きくなってから、子ども自身が触るようになったら、扱い方をきちんと教えてあげましょう。
これらは大人もついうっかりとしてしまうかもしれませんね。
子どもが遊ぶおもちゃには、電池が使われているものがたくさんあります。小さな子どもが遊ぶようなおもちゃは、電池ボックスにネジが使われるなどして安全対策がされているものがほとんど。しかし小学校高学年くらいになってくると、おもちゃ以外のものも触るようになり、自分で電池を交換できるようなものが増えてきます。
電池も扱い方を間違えると危険です。きちんと子どもに教えるようにしましょう。
とくに捨てるときは自治体の決まりに従う必要がありますが、プラスとマイナスにそれぞれセロハンテープを貼り、絶縁するようにするといいでしょう。ゴミ箱に捨てた複数の電池が触れあってショートし、火事になったという事例があります。
また電池には複数の種類がありますので、それぞれの電池にあった処理方法を大人がきちんと知るようにしてくださいね。
今回ご紹介したのは、電源プラグと電池についての注意事項です。大人は当たり前のように知っていることでも、子どもは教えてもらわないとわかりません。電気に関する注意事項は、まだまだたくさんあります。便利だからこそ、使い方を誤るととても危険であることを、子どもに教えてあげたいですね。
電気がとても危険な存在だということは、基本中の基本。かといって、怖がる必要はありません。正しい使い方を知って、電気のある暮らしをこれからも楽しんでいきましょう。