学校で初めて電気について学ぶのは小学校3年生。しかし、子どもたちはもっと小さなころから身近に電気やエネルギーを感じ、利用して生活をしています。「電気ってなんだろう?」「ストーブはどうしてあたたかいんだろう?」などのギモンや、フシギに思う気持ちは、小さなころから持っているものです。そんな気持ちを大切にしていきたいですね。
そこで今回は、名古屋周辺でエネルギーについて学べるスポットをご紹介します。
中部電力や東邦ガスをはじめ、エネルギーに関する企業が多い名古屋。そんな名古屋周辺には、電気やエネルギーについて学ぶことのできるスポットがたくさんあります。そのなかから「名古屋市科学館」「中部電力 でんきの科学館」「東邦ガス ガスエネルギー館」をご紹介します。
※画像は「名古屋市科学館」です。
「名古屋市科学館」といえば、プラネタリウムをまず思い浮かべるのではないでしょうか。しかし「科学館」というだけあって、科学やエネルギーに関係する展示物やイベントもたくさんあります。
とくに「理工館」はおすすめ。理工館の4階には「科学原理とのふれあい」、5階には「物質・エネルギーのせかい」があり、電気やエネルギーのことなどを楽しく学ぶことができます。
所在地:〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-1
TEL:052-201-4486
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(※1)、第3金曜日(※2)・年末年始
※1・月曜が祝日の場合は開館、翌平日が休館
※2・第3金曜日が祝日の場合は開館、第4金曜日が休館
入館料:大人800円、高大生500円(展示室とプラネタリウム)
大人400円、高大生200円、中学生以下無料(展示室のみ)
中部電力の「でんきの科学館」では、電気とエネルギーについて学ぶことができます。電気に関する展示室はもちろん、実験や工作ができるコーナーも。「実験名人」によるサイエンスショーも行われています。
展示室をまわるクイズラリーもあり、電気について楽しく学ぶことができるのもうれしいですね。また、「出前実験教室」もしてくれるため、子ども会などの集まりにもおすすめです。
所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-2-5
TEL:052-201-1026
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(※)、第3金曜日・年末年始
※月曜が祝日の場合は翌日が休館
※夏休み・春休みは無休
入館料:無料
東邦ガス「ガスエネルギー館」のテーマは、「地球温暖化(ちきゅうおんだんか)とエネルギー」。環境とエネルギーの関わりについて、楽しく学べるような施設になっています。
ガスはもちろん、燃料電池(ねんりょうでんち)やメタンハイドレート、地球にあるエネルギーに関することから、地球温暖化まで、さまざまな「エネルギー」を学ぶことができます。また、実験ラボ(要予約)ではフシギな実験を見ることができますよ。
所在地:〒476-8501 愛知県東海市新宝町507-2
TEL:052-603-2527
開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:00)
休館日:土曜、祝日(日曜の場合は翌日)、年末年始、お盆など
入館料:無料
エネルギーのことを勉強しようと本を読んだり、インターネットでしらべたりすることもありますよね。しかし、自分の目で見て、いろいろな体験をしながら学ぶことで、もっとエネルギーのことが身近に感じてくるはず。
今回紹介したスポットは、子どもも大人も楽しめる場所ばかりです。お休みの日には、ぜひ親子で遊びに行ってみてくださいね。
※ご紹介した施設の情報は、2017年12月現在のものです。