毎年、数多くの観光客や移住者が訪れる宮古島は、国内でも人気が高い離島のひとつです。本州などからすれば、「南の島」である宮古島は1年を通して暖かい土地。亜熱帯海洋性気候の高温多湿ながらも、近年では夏の気温は本州より低いことが多くあります。
南の島、宮古島と言えば夏場のマリンスポーツやアクティビティなどを想像しがちですが、秋冬もばっちりと楽しむことができるスポットです。
前回、「宮古島に行くなら必見!各季節の気温と服装をチェック!【春夏編】」では、春と夏の宮古島の気温データや服装についてご紹介しました。今回は引き続き【秋冬編】をお届けします!
<参考資料>
宮古島2018年気象データ:気象庁ホームページより
宮古島の年間平均気温はおよそ23℃。秋冬の場合は、宮古島へ出発するときには厚着が必要な気温でも、現地に到着したらコートやセーターが邪魔になってしまう、そんなケースがあります。逆に、宮古島の気温に合わせた服装で帰路についてしまうと、本州などの気温で震えてしまうことも。
滞在期間中の衣類を用意するときには、現地の気温と往復の服装をしっかり考慮して用意してくださいね。冬の衣類はかさばりがち。現地で邪魔になってしまってもいけないため、薄くても暖かい作用のあるインナーを活用してすっきりさせたり、衣類圧縮袋なども上手に利用しましょう。
一般的な秋とされる、9月から11月の気温と服装をチェックしていきましょう。9月と10月はまだ海水浴ができる気温。しかしながら、朝晩も冷え込み始めます。それよりも問題は「台風」です。台風シーズンに突入していますので、旅行の場合は天気予報をしっかりとチェックし、台風と旅行日程が重なるようであればキャンセルの決断も必要になります。
また、台風が遠い場所にいても、影響を受けて波が高くなることも。海水浴をはじめとした海のレジャーを計画している場合は、決して無理をしないのがベスト。名所巡りなどへの計画変更も視野にいれましょう。
9月はまだ30℃を超える日もあります。最低気温も夏場とそれほど変わりませんが、20℃ほどまで下がることもあるため、少し肌寒さを感じるかもしれません。
9月はまだまだ夏の服装でも問題はありません。日焼け止めや熱中症対策を忘れないようにしましょう。9月の宮古島は台風も含めて雨が多いシーズンでもありますので、雨で体が冷えることも。薄手のパーカーがあると便利ですよ。
10月や11月になると徐々に気温も下がり、宮古島にも秋の気配が漂います。日中に暑さを感じることがあっても、涼しさも一緒に存在しているのが10月と11月。平均気温も下がってきますので、10月や11月はパーカーなどの薄手の上着や、長ズボンなどを用意するといいでしょう。
12月から2月は宮古島でもぐっと気温が下がります。しかし本州などと比べると暖かいのは言うまでもありません。2018年の平均気温と最高気温、そして最低気温のデータを見ると、最高気温と最低気温の気温差に驚くのではないでしょうか。
これらの最高気温と最低気温は、その月に記録した気温ですので、1日のあいだにこれだけの気温差があったというわけではありません。しかし、最高で25℃前後、最低で10℃前後になるということを頭に入れておくといいでしょう。少し汗ばむような気温と、寒さを感じる気温が混在するということになります。
いわゆる「冬」シーズンの宮古島は、暑さを感じる日もあれば、寒さを感じる日もあります。そして朝晩の気温差が激しい日も。厚手のセーターをはじめ、ダウンなどのしっかりとした防寒着類は不要ですが、少し工夫をしたいところです。
暑いときには上着を脱いで長袖Tシャツに。そして寒いときにはジャケットなどをさっと羽織るなど、寒暖の差にすぐ対応できる服装がベストです。本州あたりの4月初旬の気温や服装を想像するといいかもしれませんね。
前回に引き続き、今回は宮古島の秋冬の気温と服装についてお届けいたしました。秋から冬にかけては、肌寒さを感じる日も増え、寒暖差も大きくなります。本州などのような完全防寒は不要ですが、暑さと寒さの両方に対応できる服装を用意できるといいですね。