そこで今回は、「伊良部大橋」「池間大橋」「来間大橋」の3つの海上大橋にスポットを当ててご紹介します!
車ならあっという間でも、徒歩や自転車なら少し時間がかかり、車では気がつかない発見もあるかもしれませんよ。レンタカーやレンタサイクルを借りてもいいですし、のんびりと歩いてもいいですね。
最初にご紹介するのは「伊良部大橋」です。宮古島と伊良部島を繋ぐ海上大橋で、2015年に開通したばかりという、比較的新しい海上大橋です。全長3,540メートルもありながら、無料で通行できるというのも嬉しいポイント。車で美しい海を眺めながら一気に渡り切る爽快感を楽しめます。
フェリーが通る余裕を作るためにやや高低差があり、歩道も作られていませんので、徒歩や自転車で渡るのは少し大変な部分もあります。体力に自信のない方などは、途中まで徒歩で行って景色を楽しんで引き返す、そんな楽しみ方をしてみてもいいですね。
毎年秋には、「エコアイランド宮古島マラソン」が開催され、この伊良部大橋もコースの一部になっています。マラソンに自信のある方は、リゾートも兼ねてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
続いてご紹介するのは、宮古島と池間島を繋ぐ、全長1,425メートルの「池間大橋」です。この「池間大橋」は、3つの離島のなかで最初に完成した海上大橋。1992年に開通してから、長く人々に愛され続けています。
池間大橋から望む周囲の海は大変美しく、エメラルドグリーンの海に囲まれた空間を眺めることができます。宮古島の「宮古ブルー」と呼ばれる海の美しさを、存分に満喫できるのが池間大橋なのです。
もちろん通行料は無料で、歩道もあります。車はもちろん、徒歩や自転車で、エメラルドグリーンの美しさを楽しみながら渡ってみてくださいね。
最後にご紹介するのは、宮古島と来間島を繋ぐ「来間大橋」です。来間大橋は1995年に開通した1,690メートルの「農道橋」で、当時は日本一の長さを誇っていたんですよ。無料で渡れる橋には歩道もあり、透き通るような美しいブルーの海を眺めながら渡ることができます。
来間島側に渡り切った先には公園があり、巨大なタコのモニュメントが存在しています。このモニュメントも見所のひとつですので、ぜひお見逃しのないように!
また、この来間大橋には沖縄の守り神、「シーサー」がどこかに2体隠れています。「黄昏シーサー」と呼ばれることもあるこの「シーサー」は、来間大橋で宮古島の海を見つめています。来間大橋を渡る際には、ぜひ探してみてくださいね。
また「伊良部大島」では「エコアイランド宮古島マラソン」について触れましたが、実は3つの海上大島を通る「宮古島トライアスロン大会」も毎年開催されています。2019年はすでに終わってしまいましたが、トライアスロンをされる方は次回を狙ってみるのもいいですね。
車で渡るのはもちろん、自転車でも徒歩でも魅力を堪能できる「伊良部大橋」「池間大橋」「来間大橋」の海上大橋たち。宮古島へ訪れた際には、どの大橋もぜひ渡ってみてくださいね。