電気やエネルギーを学ぶことができる施設は、全国各地にたくさんあります。発電所に併設されている施設や自治体が運営している施設、科学館など、実にさまざまです。そしてどの施設も、子どもが楽しく遊びながら学べる工夫が凝らされていて、親子で一緒に楽しめるような施設になっています。
今回はそんな施設のなかから、新潟にある3施設をご紹介します! 新潟にお住まいの方や、新潟に旅行に行く方など、機会があればぜひ親子で訪れてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介する新潟の施設は、「東新潟火力発電所 はまなす館」「柏崎刈羽原子力発電所 サービスホール」「奥清津発電所 Okkyミュージアム」の3施設です。それぞれ火力発電所、原子力発電所、水力発電所の関連施設で、各発電の仕組みを楽しく学ぶことができます。
最初にご紹介するのは、新潟県北蒲原郡聖籠町にある「東新潟火力発電所 はまなす館」です。この施設では、火力発電について楽しく学ぶことができるだけではなく、火力発電所の見学も可能です(見学は要予約)。
東新潟火力発電所は、世界的な高効率の発電ユニットがある発電所として知られています。「はまなす館」には火力発電のしくみや、風力発電などの解説、電気がどこから来るのかを模型で学べるなど、楽しい展示が豊富にあります。
※発電所の見学を希望する場合は、10日前までに予約が必要です。
所在地:〒957-0101 新潟県北蒲原郡聖籠町東港1-1-155
TEL:025-256-2124
開館時間:10:00~16:00
休館日:4月~11月:火曜日、祝日、振替休日
12月~3月:火曜日、土曜日、日曜日、祝日、振替休日、年末年始
※臨時休館する場合あり
発電所:発電所の見学を希望する場合は、10日前までに予約が必要です。
※土曜日と日曜日は、発電所の見学はお休みです。
入館料:無料
続いてご紹介するのは、新潟県刈羽郡刈羽村にある、「柏崎刈羽原子力発電所 サービスホール」です。柏崎刈羽原子力発電所の施設で、サービスホールの展示館では1/5スケールの原子炉模型をはじめ、原子力発電のしくみを詳しく学べる内容が盛りだくさんです。
原子力発電の安全対策の取り組みへの案内もあり、知っているようで知らない、原子力発電のさまざまな側面を楽しく学ぶことができます。
所在地:〒945-0307 新潟県刈羽郡刈羽村大字刈羽4236-1
TEL:0120-344-053
開館時間:09:00~16:30
休館日:毎月第1水曜日(祝日のときは第2水曜日)、年末年始
入館料:無料
※展示館は予約なしで自由に見学可能。そのほかはお問い合わせください
最後にご紹介するのは、新潟県南魚沼郡にある「奥清津発電所 Okkyミュージアム」です。奥清津発電所は、二居ダムと調整池を持つ日本最大級の揚水式水力発電所。併設されている「Okkyミュージアム」では、発電に関する展示ルームや、発電機の最上部などがある「組立室」、「発電機室」や「水車室」などを見学することができます。
Okkyミュージアム以外にも、水路建設に使われた作業坑「水の路」や、放水路調圧水槽の「みはらし水槽」、「二居ダム」など、水力発電に関する施設が豊富。公園や広場もあり、水力発電について楽しく学びながら、ゆっくりと過ごすことができる施設です。
所在地:〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国502
TEL:025-789-2728
開館時間:09:30~17:00(4月~11月)
休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日) 、屋外はオープンしています。
入館料:無料
今回ご紹介した施設は、火力と原子力、水力の発電方法をそれぞれ学べる施設です。お休みのたびに、ひとつずつ順番に回ってみてもいいですね。発電所に併設されている施設は、ふだん何気なく使っている電気がどこから来るのか、どうやって作られているのか、くわしく知ることができる貴重な場所です。子どもと一緒に楽しみながら、たくさんのことを学び、電気やエネルギーがより身近に感じられるといいですね。
※この記事に記載の情報は、2019年3月31日現在のものです。
※入館料や開館時間、入館日などが変わることもありますので、事前に施設側に確認をするようにしてください。