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巨大な風車で発電!風力発電のことを知ろう!

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日本もふくめ、世界にはたくさんの発電方法があります。「太陽光発電(たいようこうはつでん)」や「原子力発電(げんしりょくはつでん)」、「火力発電(かりょくはつでん)」など、発電にひつような「材料」によって発電方法はさまざま。

 
そこで今回は、「風力発電(ふうりょくはつでん)」についてご紹介します! 風の力で電気を作るしくみを見ていきましょう。

 
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風力発電は再生可能エネルギーのひとつ!

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風の力を使って発電をする風力発電。そんな風力発電は、「再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー)」のひとつです。再生可能エネルギーとは、「くり返して使うことができる」「再生する」エネルギーのこと。太陽の光や熱、地面の熱、水や植物などがその代表的なエネルギーです。もちろん、風力も!

 
風力発電は発電するときに二酸化炭素(にさんかたんそ)を出さない、とてもクリーンなエネルギーなんですよ。

巨大な風車でどうやって電気が起こるの?

風力発電には、3枚の羽根を持った巨大な風車(ふうしゃ)を使います。風車はとても大きく、地上の風車で大きいものでは高さ108メートルほど、海の上の風車では高さ180メートルほどになるものも! そんな大きな風車を、風の力で回して発電します。

 
風力発電のすごいところは、自動的に風車の向きなどを変えるところ! そのときの風のじょうたいによって、変化するんですよ。風の力で回った風車は、内部の装置(そうち)で回転の速度や数をふやします。そして回転の運動は発電機によって、電気へとかえられていきます。

風力発電所はどこでおこなわれているの?

風力発電の巨大な風車を、見たことがないという人もいることでしょう。それもそのはず、巨大な風力発電装置(そうち)はどこでもできるというわけではないからです。

 
風力発電がおこなわれる場所は、「一年中風がよくふく地域(ちいき)」。風がよくふく地域で、海の近くや海の上、山の近くなどで見ることができます。ぎゃくに風があまりふかない地域には、風力発電を設置(せっち)することができないのです。

 
また、建物の屋上に設置(せっち)されている太陽光発電を見かけますが、風力発電にも家庭用の小さなものが登場しています。これから先、風力発電がどうなっていくのかとても気になりますね。

風力発電は風の強さにえいきょうされる!

風力発電は、風の強さにえいきょうを受けます。常に同じ強さで風がふいているわけではありませんから、風の強さによって発電のじょうたいが変わってしまうのです。他の発電方法とくらべて少し不安定(ふあんてい)なところもありますが、クリーンなエネルギーですので注目されています。

 
また巨大な風車を回すため、ときにはその音が「騒音(そうおん)」になってしまうことも。この騒音の問題についても、つねに対策(たいさく)が考えられているのです。

 

自然の力を使う発電を通して、電気のことをもっと知ろう!

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今回ご紹介した風力発電は、太陽光発電や水力発電と同じで「自然の力」を利用するクリーンなエネルギー。地球温暖化(ちきゅうおんだんか)などが問題となっていますが、二酸化炭素を出さないこれらの発電方法は、温暖化対策にも効果(こうか)があるとして注目されています。

 
電気はわたしたちの生活になくてはならないもの。風力発電を始めとした「自然の力」を使う発電を通して、電気のことをもっと知っていきたいですね。

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