そこで今回はバリ島を訪れたらぜひ味わいたい、バリ島料理のなかから3種類をピックアップしてご紹介します!
バリ島では、ナシゴレンやミーゴレンといった、日本でもよく知られているインドネシア料理が楽しめます。インドネシア料理そのものは、バリ島をはじめとしたインドネシアの国内で広く楽しめますが、バリ島にはもちろんバリ島独自の料理も。
今回はそんなバリ島料理から、「バビグリン」「ラワール」「ロントン」をピックアップいたしました。
バリ島の料理として外せないのが、この「バビグリン」。バリ・ヒンドゥー教の儀式やお祭りなどで、供物として用意されることの多い豚の丸焼きです。豚肉の各部位を多彩な方法で調理して味わう料理で、儀式やお祭り以外の日でも、食堂の「ワルン」などで楽しむことができます。
バリ島で豚肉料理といえば「インドネシアはイスラム教が多いのに豚肉?」「ヒンドゥー教なのに豚肉?」と思われがちですが、「バリ・ヒンドゥー教」はバリ島独自の宗教。豚肉を食べてはいけないという決まりはないんですね。
続いてご紹介するのは、バリ島の伝統料理「ラワール」。バリ島料理を味わうなら、ラワールは忘れずにチェックしておきたいものです。
この料理も豚肉を使用。肉や皮などを野菜と共に細かく刻み、ココナッツフレークや香辛料と混ぜた料理です。通常は儀式の日に作られる特別な料理ですが、こちらも「ワルン」などで楽しむことができます。
最後にご紹介するのは、バリ島のお餅である「ロントン」です。お米を植物の葉で包み、蒸したものがこの「ロントン」。日本のお餅とは違い、お米のつぶつぶが残っているのも特徴です。
鶏肉や豚肉を使った串焼き「サテ」と一緒に食べたり、ピーナッツソースをかけて食べたりと、食べ方のバリエーションはさまざま。ほかのバリ島料理と一緒に楽しむのもおすすめです。
バリ島料理を楽しむなら、食堂の「ワルン」やレストラン、ホテルのレストランなどが挙げられます。とくに「ワルン」は、島民も食事をしにくるローカルな存在です。しかしバリ島料理を安く楽しめるため、観光客からの人気が高いワルンも。
ワルンは英語などが通じないお店や、トイレがなかったり衛生面で不安があったりするお店などもあります。地元の食堂ですので、カードが使えないお店も。ワルンで食事をするのであれば、事前の下調べをしておけるといいですね。
料理には、その土地の文化も現れています。バリ島の料理を存分に堪能することで、バリ島が培ってきた文化にも触れてみてはいかがでしょうか。