旅行や仕事などで海外を訪れる際、気になるのは言語ではないでしょうか。アメリカやイギリスなどのように明らかな英語圏もあれば、フランス語圏、スペイン語圏など、世界には様々な言語を使う地域があります。
世界中から観光客が訪れるインドネシアのバリ島も、もちろん日本語以外の言語を使うエリア。今回はバリ島に旅行に行ったときにどんな言語で話せばいいのか、そして現地の言語の簡単なフレーズを紹介します!
バリ島のあるインドネシアは490ほどの民族が暮らしているため、言語の数も500を超えるという多言語の国。バリ島では「バリ語」があり、バリ島の住民たちは主にバリ語を使用しています。とは言え、英語や日本語が通じる場面もあるため、旅行中は意外と言葉に困らないケースもあるのがバリ島の特徴です。
バリ島で日本語や英語が通じるのは、いわゆる「観光地」。世界中の人々が観光に訪れる島ですので、観光客が多い場所では英語は通じると考えていいでしょう。また、ホテルを始めとした一部施設には日本語が話せるスタッフがいたり、日本語のメニューが用意されているレストランがあったりと、意外と日本語が通じる場所があります。
日本語が通じる施設や観光スポットなどは、日本人の観光客が多いのでわかりやすいのではないでしょうか。また日本語が話せる現地ガイドなどもあり、海外旅行が初めてでもバリ島なら安心して楽しむことができます。
バリ島に行くのであれば、バリ語も少しは……と考えるのではないでしょうか。前述したように日本語や英語が通じる場所もあるため、バリ語がわからなくてもバリ島旅行に影響はありません。しかし気をつけたいのが、バリ島にいる人々の全てがバリ語を話せるわけではないということ。
他の島から出稼ぎなどに来ている人々の場合は、バリ語が通じないというケースが散見されます。そのため、公用語である「インドネシア語」の挨拶を知っておくと便利ですよ。
それでは、バリ島で使える挨拶程度の簡単なフレーズとして、公用語のインドネシア語でご紹介します。インドネシアの言葉で、バリ島を始めとしたインドネシアの人々と挨拶を交わすことができると素敵ですよ。
挨拶には全て「Selamat(スラマッ)」が入っているので、覚えやすいのではないでしょうか。これらのほかに、特徴的なものが別れの挨拶である「さようなら」です。別れるときの状況で言葉が変わります。使い分ける場面があれば、ぜひ使ってみてくださいね。
バリ島では英語や日本語が通じる場所があるため、あまり気負わずに旅ができるというメリットがあります。もちろん、現地の言葉を少しでも知っていると、島の人々と簡単なコミュニケーションが取れるので、挨拶程度のフレーズはメモしておいてもいいですね。
いまはスマホという便利なツールがある時代ですので、シーンごとにスマホを駆使して言葉を探してみても。日本語や英語、ときには簡単なインドネシア語などを利用して、バリ島でのひとときをより充実したものにしてくださいね。
言語参考:インドネシア共和国観光省公式ページ