フィリピンの離島「ボラカイ島」は、観光地としての歴史は浅いものの、世界中から観光客が訪れる観光スポット。世界有数の美しさを誇るビーチがあり、多くの人々から愛されている島です。しかし、ボラカイ島には空港がないことをご存じでしょうか。
同じフィリピンのセブ島や、インドネシアのバリ島など、人気のある島には空港があるケースが多く、観光で訪れる際もそれらの空港を利用しています。ではボラカイ島にはどんなルートで、どうやって行けばいいのか気になりますね。そこで今回は、ボラカイ島への行き方についてご紹介します!
ボラカイ島への行き方としては、マニラかセブ島のどちらかを経由し、ボラカイ島の南にある「パナイ島」の空港を目指します。さらにこのパナイ島の空港には「カティクラン空港(ゴドフレド・P・ラモス空港 MPH)」と「カリボ国際空港(KLO)」があるため、大きく分けて2つのルートがあるということに。各ルートについて、順番にご紹介します。
まずボラカイ島へのルートとして挙げられるのは、日本からマニラかセブ島に向かい、飛行機を乗り継いでパナイ島の「カティクラン空港」へと向かうというもの。カティクラン空港はボラカイ島に近い場所に位置しているため、人気のルートです。ただ、カリボ空港行きの運賃よりやや高い傾向があります。
※2002年より「ゴドフレド・P・ラモス空港」が正式名称になりましたが、現在でも「カティクラン空港」と呼ばれることが多いという特徴があります。
もうひとつのルートは、日本から経由地となるマニラかセブ島に向かい、飛行機を乗り継いでパナイ島の「カリボ国際空港」へと向かいます。カティクラン空港とは異なり、ボラカイ島からは離れた場所にあるため、カリボ国際空港からボラカイ島へ行くには2時間ほど時間がかかることも。ただ、運賃はカティクラン空港行きより安い傾向があります。
ここからはどちらの空港からも共通のルート。パナイ島の空港に到着したら、ボラカイ島行きのボートが発着する「カティクラン港(カティクラン桟橋港)」を目指します。カティクラン港でボートに乗れば、ボラカイ島の「キャグバン埠頭港」まであともう少しです。
この港はカティクラン空港からは近いですが、カリボ国際空港からは距離があるため、ボートの発着時間などには気をつけて移動するようにしましょう。
ボラカイ島までのルートをご紹介しました。旅行のツアーパックに移動をサポートしてもらえるプランがあれば、しっかり利用するようにしましょう。また、ルートの途中で、チップが必要になる場面が発生する可能性があるため、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。
飛行機を乗り継ぎ、さらにボートでボラカイ島に渡るという長いルートですが、ボラカイ島に到着すればあとはしっかりと楽しむだけです。予算や時間、ツアーの日程などをしっかりとチェックして、スケジュールにあったルートを選んでくださいね。