沖縄には約160の島々が点在しており、それぞれの島ごとに独自の風習や文化があります。なかでも日本最南端の有人島である「波照間島」は、八重山屈指の美しい自然と満天の星空が魅力の離島。波照間島でしか見られない絶景が訪れる人々に喜びと感動をもたらしてくれます。
波照間島は年間を通して過ごしやすく、さまざまなアクティビティを楽しめるのも魅力。そこで今回は、波照間島で体験できるアクティビティをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
沖縄本島から南に約400キロ、北回帰線がすぐそばを通る波照間島。面積約12.7平方km、人口460人(令和5年6月末)ほどの小さな島で、都会では当たり前のようにある信号やコンビニがひとつもありません。
ゆったり過ごせる観光地として人気を集める波照間島ですが、全身で自然を感じられるアクティビティもおすすめです。今回ご紹介するのは「ダイビング&シュノーケリング」「グラスボート」「星空観測」の3種類。波照間島ならではの、魅力的なアクティビティばかりです。
※画像はイメージです
最初にご紹介するのは「ダイビング」と「シュノーケリング」です。透明度が高く、多様なブルーのグラデーションをつくる波照間島の海は「ハテルマブルー」と称されており、マリンアクティビティにぴったり。サンゴ礁やカラフルな熱帯魚を間近で見ることができます。
比較的穏やかな島の西側は、初心者やビギナーダイバーにおすすめのダイビングスポットです。一方、島の東側は潮の流れが速いため中級者~上級者向き。マンタやメジロザメなど、ダイバー憧れの大型回遊魚に出会えるかもしれませんよ。
波照間の海を手軽に楽しみたいなら「シュノーケリング」がうってつけです。シュノーケル・マスク・フィンがあればできるので、泳ぎに自信がない方でもハテルマブルーを堪能できます。
ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティ体験は、ツアーによって海の景色が異なります。いくつかツアーを見ていると、「海中散策したい」「人気スポットに行きたい」「ウミガメを見たい」など、目的が明確になってくるはず。お気に入りのツアーに参加し、ぜひ冒険気分を味わってくださいね。
続いてご紹介するのは「グラスボート」。ガラス張りになった船底から海の様子を観察できるアクティビティです。直接海に入らなくても楽しめるため、小さな子どもからシニア世代まで幅広い世代に人気があります。
ガラスの床から眺めるトロピカルフィッシュやサンゴは格別に美しく感動的で、運が良ければマンタに出会えることもあります。八重山最南端、そして沖縄最南端の海でおこなうグラスボートは観光気分を高めること間違いなしです。すぐ手の届きそうな距離で魚達が泳いでいる様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後にご紹介するのは「星空観測」。波照間島は八重山諸島のなかで最も緯度が低く、全国から天文ファンが訪れる観光スポットです。星空の美しさは世界トップクラスで、波の音を聞きながら夜空に輝く満天の星を眺めることができます。
波照間島では星空ツアーを開催している宿泊施設が一軒あります。カメラ機材のレンタルをおこなっているので、カメラを持っていなくても本格的な撮影を楽しめます。八重山屈指の星空環境を有する波照間島で、降り注ぐ星のエネルギーを全身で感じてみてはいかがでしょうか。
今回は3種類のアクティビティをご紹介いたしました。都会の喧騒を忘れ、ゆったり流れる島時間を満喫するのも素敵な楽しみ方ですが、波照間島でのアクティビティ体験も、一生忘れることのできない思い出を作ることができるでしょう。海の生き物と触れ合ったり満天の星を観測したりしながら、波照間の大自然に癒されてくださいね。
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