魅力的な観光スポットが多い沖縄。なかでも八重山列島は、「石垣島」や「西表島」をはじめ、日本最西端の「与那国島」や、日本最南端の有人島「波照間島」など、「行ってみたい」と思わされる離島が数多くあります。
今回は八重山の島々のなかから、波照間島の観光スポットをピックアップ。日本最南端の有人島を満喫できるおすすめのスポットをご紹介いたします。
<関連記事>
石垣島から波照間島へ!日本最南端の有人島とは
波照間島の移動手段をチェック!日本最南端の有人島を楽しむ
日本最西端の離島観光!与那国島おすすめ観光スポット3選
有人島として日本最南端にある波照間島。文字通りの南の島というだけあって、特別な魅力を感じる離島です。今回ピックアップしてご紹介する観光スポットは「ニシ浜」「底名溜池展望台」「日本最南端の碑」の3スポット。どの場所も波照間島らしさを感じるおすすめの観光スポットです。
最初にご紹介するのは「ニシ浜」です。波照間島観光においてこのニシ浜の認知度は大変高く、人気のあるスポットです。波照間港からほど近いため、観光しやすいビーチとも言えるでしょう。透明度が高く美しい海で、その海の青さは「波照間ブルー」と呼ばれています。
海水浴ができる唯一のビーチでもあり、シャワーやトイレも設置されているニシ浜。シュノーケリングも人気があり、泳げる時期には必ず足を運びたいスポットです。
なお、実際には「北浜」と書いて「ニシハマ」と読みます。沖縄では「北」を「ニシ」と読むことによるものですが、地図などによっては「北浜」と記載されているケースがあるので、事前のリサーチや現地で移動する際には、意識しておくと良いでしょう。
続いてご紹介するのは、「底名溜池展望台(そこなためいけてんぼうだい)」です。展望台という名称ですが、展望台らしい建物というよりは、石造りの小さな山のような建造物です。それほど高くないものの、周囲の景色を一望できます。
また、夜は星空の鑑賞スポットとしてもおすすめです。八重山列島は星が美しいことでも知られ、冬から春にかけては南十字星も鑑賞できます。なお夜間に底名溜池展望台を訪れる場合は灯りがないため、周囲の地形や足元などにはくれぐれもお気を付けください。
同様に星空の鑑賞スポットとして「波照間島星空観測タワー」もあります。こちらは2022年7月より休館しており、再開予定等は未定です。景色や星空を楽しみたい場合は、底名溜池展望台をチェックすると良いでしょう。
最後にご紹介するのは、「日本最南端の碑」です。波照間島は、有人島では日本最南端の島。その波照間島において、「日本最南端の碑」は、必ず訪れておくべき観光スポットと言えるでしょう。最南端のため、南側は海。ビーチではなく断崖絶壁ですが、その光景も圧巻です。
「日本最南端の碑」は1972年の沖縄本土復帰前に建てられ、その隣には戦後50年の記念で建てられた「日本最南端平和の碑」、さらに「波照間之碑」という石碑もあります。平和への願いが感じられるこの場所には、47都道府県から集められた石による道があり、波照間島や沖縄の歴史を強く感じさせられます。
波照間島のおすすめ観光スポットを3箇所ピックアップしてご紹介いたしました。実際のところ、波照間島の観光スポットは全ておすすめと言えます。今回ピックアップしたスポットも、そうではないスポットも、波照間島の良さや歴史、文化などが凝縮されているのです。
波照間島を訪れた際には、そうした観光スポットを可能な限りたくさん巡って、島の良さを余すところなく楽しんではいかがでしょうか。