沖縄の八重山列島に属する離島「西表島」は、雄大な大自然が残る人気の観光地。西表島といえばジャングルのイメージという方も多いかもしれませんが、マリンアクティビティやアイランドホッピングも人気。もちろん、ビーチでの海水浴も可能です。
ではそんな西表島の海開きはいつ頃なのでしょうか？ そこで今回は、西表島の海開きにスポットを当ててご紹介いたします。
西表島の海開きは3月。本州ではまだ寒さが残り、雪が降る日もあるような時期ですが、西表島では海開きとなります。また西表島だけではなく、石垣市と竹富町、与那国町の3つの自治体で海開きイベントが開催されます。
それでは西表島の海開きと、それに関連するイベントについて見ていきましょう。
2023年の海開きは3月26日（日）。例年、3月中に海開きがあり、西表島では3月から海水浴が可能となります。水温は20度超、最高気温も20度を超える日があり、紫外線も強くなってきます。ラッシュガード等の上着や、紫外線対策を忘れないようにしておくと良いでしょう。
2023年は3月下旬が海開きですが、それよりも早い年もあります。3月中旬などではほんの少し肌寒い日もないとは言いきれません。3月の海開きに合わせて西表島を訪れる際には、現地の天気予報などを事前に確認し、上着などの準備をするようにしましょう。
誰よりも早く海で泳ぎたい、沖縄の海を堪能したい、そんな方には、3月に海開きとなる西表島・八重山の海はぴったりと言えます。気温や水温が気になる方や、沖縄の「夏」を感じたい場合は、5月ごろからがおすすめ。どちらにしても、本州などよりは早く海水浴が楽しめる点では同じです。
逆に、シーズンが過ぎる頃、9月や10月に海水浴を楽しむのも良いでしょう。西表島などの八重山の島々は、秋頃まで海水浴が可能です。海水浴を楽しめる時期が長いのは、西表島などの大きな魅力のひとつです。
西表島も含む八重山エリアでは、毎年盛大な海開きイベントが開催されます。日本最南端の海開きであるこのイベントは、石垣島と竹富町、与那国島にて交代で実施。2023年は「日本最南端！八重山の海びらき2023 in与那国島」として与那国島の「ナーマ浜」でイベントが開催されます。
どこよりも早い夏の訪れを、日本全国にアピール。そんな海開きのイベントには、毎年地元の人々や観光客などが多く訪れています。西表島では、2014年にトゥドゥマリ浜で開催されました。
「八重山の海びらき」では、祈願や初泳ぎ、郷土芸能、ミス八重山ステージなどをはじめ、さまざまな催しを開催。大変盛り上がる海開きイベントになっています。この海開きイベントに合わせて、開催される島を訪れてみるのもおすすめです。
西表島の海開きについてご紹介いたしました。3月に海開きとなる西表島。3月の海は、真夏の海とはまた違う表情を見せてくれることと思います。西表島をはじめ、沖縄への観光となるとつい「南の島の夏」をイメージし、夏場に計画を立ててしまうケースは少なくありません。しかし3月から海水浴ができるのですから、思い切って3月や4月などに計画を立ててみるのも良いですね。
