沖縄の石垣島は、年間を通して観光客の多い人気の観光地。美しい海や自然、アクティビティなどを多くの人々が楽しんでいます。石垣島ではレンタカーでドライブを楽しむケースも多く、じっくりと石垣島一周を楽しむのもおすすめです。
そこで今回は、石垣島でドライブをする際に意識しておきたい注意点をご紹介いたします。
石垣島は、3~4時間ほどで一周することができる離島。そのため石垣島旅行でレンタカーを使い、島を朝から夕方・夜までかけてじっくりとドライブ観光をするケースも見られます。
ドライブ観光の良いところは、自分の決めたコースやペースで行けること。そして手荷物の心配もいらず、ときにはスケジュール変更も可能な点にあるでしょう。だからこそ、注意事項もきちんと意識して楽しいドライブにしたいですね。
では、石垣島のドライブ観光ではどんな点に注意すれば良いのか見ていきましょう。
石垣島観光でドライブをするのであれば、車はレンタカーを利用することになります。その上で大切なのは、レンタカーの返却先や保険などについて事前に必ず確認しておくことです。
レンタカーを利用する場合は保険への加入は必須。また補償制度への加入もおすすめです。慣れない土地での運転に備え、できることはしておくようにしましょう。もちろん、返却時にガソリンを満タンにするための、ガソリンスタンドの位置も事前に把握しておきたいですね。
いまは地図アプリなどで簡単にナビゲーションができる時代ですが、「進入禁止のルートを指定されてしまう」などのトラブルも発生しています。カーナビがついているレンタカーを手配すると良いですが、その場合でもドライブのルートは必ず事前に確認しておくと良いでしょう。
一方通行や工事情報なども、わかる範囲で確認したいですね。また、ストリートビューを活用して「行き先の道路の様子」や「目印となりそうな建物」、「道路標識」「案内標識」の場所などを目で見て把握しておくのもおすすめです。もちろんストリートビューと現在とでは様子が異なっているケースがありますが、周辺の景色を知っておくと運転時の安心が増しますよ。
また、行き先の駐車場の情報も必ず確認しましょう。駐車場の有無、何台まで駐車できるのか、近くにコインパーキングがあるかどうかなどを調べておけると良いですね。
石垣島に限ったことではありませんが、交通ルールを守るのは大前提です。とくに石垣島には絶景スポットが多く、思わず車を停めて撮影したくなる場合もあると思いますが、駐停車禁止の場所や一方通行などを無視しての行動などは絶対に避けましょう。
また石垣島には貴重な野生動物も生息しています。交通ルールを守ることは、それらの野生動物を守ることにも繋がります。制限速度や道路標識を意識し、野生動物が飛び出してきそうなエリアでは周囲への注意も怠らないようにしましょう。
石垣島ではカンムリワシの交通事故が多発。2022年3月には『カンムリワシ交通事故 非常事態宣言』が発出され、カンムリワシを守るための注意喚起や対策が進められました。1日に3羽も事故に遭遇したケースもあり、カンムリワシの交通事故は深刻です。とくに3月ごろにはカンムリワシの事故が増えるため、ドライブ観光の際にはより注意が必要になります。状況に応じて徐行運転をするなどの対応をするようにしましょう。
石垣島のドライブ観光で注意したい点をご紹介いたしました。基本的には、石垣島に限らず、どの土地でのドライブにおいても注意するべき点と同じです。慣れない土地、知らない道だからこそ、事前の準備や確認はもちろん、交通ルールの遵守などが大切になります。
ドライブ観光の注意点をチェックし、快適かつ安心・安全な旅行で石垣島の思い出を残したいですね。