沖縄のお酒と言えば、泡盛を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。もちろん宮古島においても地元の蔵元によって泡盛が造られ、島の人々はもちろん、観光などで訪れた島外の人々からも人気があります。
宮古島の泡盛と言えば、現地の風習「オトーリ」でも回し飲みをされることでも知られています。お酒が好きな方には、ぜひ宮古島の泡盛を手にとってみていただきたいところ。そこで今回は、宮古島の泡盛をいくつかピックアップしてご紹介します!
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宮古島では泡盛の製造が盛んで、以下の酒蔵にて造られています。現地で購入できるのはもちろんですが、なかにはオンラインショップで購入できる泡盛も。今、感染症の関連でなかなか旅行には行きにくいという方も、気軽に宮古島の泡盛を楽しむことができます。
宮古島で造られている全ての泡盛を紹介するのは難しいですが、いくつかピックアップして見ていきましょう。
※オンラインショップは、酒蔵直営のショップや、外部の通販サイトなどさまざまです。
最初にご紹介するのは、「株式会社多良川」が造る泡盛「琉球王朝」です。昭和23年に創業した多良川は、以来ずっと泡盛を造り続けています。飲みやすさはもちろんですが、古酒を使った熟成された味わいを存分に楽しめます。
この多良川では「泡盛入り宮古島まもる君」という商品も販売しています。磁器ボトルになっているまもる君は手作業での着色のため、全てどことなく顔が違うとのこと。宮古島まもる君ファンの方にもおすすめです。
続いてご紹介するのは、「株式会社宮の華」が手がける泡盛「華翁」です。じっくりと時間をかけて熟成された泡盛で、アルコール度数35度とはいえ飲みやすく柔らかい味が特徴です。昭和23年に創業された酒蔵ですが、他と違うのは女性のスタッフがとても多いということでしょう。女性杜氏もいる「宮の華」の泡盛は、女性にもぜひ飲んでみて欲しいものばかりです。
こちらでも宮古島まもる君とまる子ちゃんをデザインした、ミニボトルの泡盛を販売しています。こちらは宮古島限定ですので、もし宮古島を訪れた際には要チェックです。
最後にご紹介するのは、「菊之露酒造株式会社」の泡盛「菊之露」シリーズのなかの、「サザンバレル」です。樫樽による独特の香りを楽しめる琥珀色の泡盛で、まろやかで甘い味わいが人気。泡盛に初めて挑戦する方はもちろんですが、数々の泡盛を嗜んだ方にもおすすめです。
菊之露酒造は昭和3年創業という、宮古島においても老舗の酒造。古くから脈々と受け継がれてた技術が詰め込まれた「菊之露」の名を冠する泡盛の数々を、一度は味わってみてはいかがでしょうか。
宮古島の泡盛をピックアップしてご紹介しましたが、ご紹介しきれなかった酒造の泡盛も全ておすすめしたい逸品ばかりです。泡盛はアルコール度数が40度ほどのものから、25度程度のマイルドなものまでさまざま。辛口や甘口、爽やかな口当たりやまろやかな口当たりなど、個性がよくわかるものばかりです。
お酒の好みに合わせて、ご自身にぴったりと合う泡盛を探してみてはいかがでしょうか。「宮古島に行く機会がない」「行けない」という場合も、酒造のオンラインショップや他のネット通販など、入手方法は沢山ありますので、自宅にいながら宮古島にいる気分を味わってみるのもおすすめです。気軽に宮古島の味を楽しんでみてくださいね。