宮古ブルーと呼ばれるほど海が美しく、自然や歴史、文化などがとても魅力的な「宮古島」。沖縄県の離島のなかでも注目度が高く、多くの人々が宮古島を訪れています。
宮古島観光で多いのは2泊3日や3泊4日ではないでしょうか。実際に宮古島を訪れるのであれば、2泊以上するのが理想です。なかには7泊を超えるような長期滞在をするという方も。宮古島の魅力を堪能するには、何日あっても足りないところです。
そこで今回は、宮古島に7日以上の長期滞在をする際に、どんな点に注意すれば良いかにスポットを当ててご紹介します。
長期滞在と言っても、一週間程度のものから月単位のものまで、そして観光目的やビジネスなど、さまざま形があります。目的によって過ごし方は異なりますが、基本的な注意点は共通のものが多く見られます。
宮古島で長期の滞在をする場合、まずは宿泊場所を決めることから始まります。長期滞在用のプランを用意している旅館やホテルがありますので、比較検討していくと良いでしょう。マンスリーやウィークリーマンションもおすすめです。
宿泊場所を決める際、シンプルに値段だけで決めるのではなく、設備もしっかりと確認する必要があります。適当に決めてしまうと、快適な滞在が叶わなくなるため要注意です。
インターネットへの接続環境があるかどうか、ランドリースペースがあるかどうか、キッチンがあるかどうかなど、どんなスタイルでの滞在を求めるかによって必要な設備が変わります。
インターネットはどうするのか、洗濯や食事をどうするのかなど、滞在中の過ごし方を考慮したうえで宿泊場所を厳選すると良いでしょう。
宮古島で長く滞在するのであれば、どんな方法で島内を移動するのか事前に検討し、準備する必要があります。ちょっと買い物に行くとき、しっかりと観光をするとき、夜の町で飲酒を伴う飲食をするときなど、状況によって移動手段が変わります。
レンタカーを利用する場合は、これも旅館などと同様で長期プランがあるケースも多く、比較検討して選ぶと良いでしょう。現地に到着してから決めるのでは、理想通りの車を借りられない可能性があるため要注意。早めに準備し、予約しておくことが大切です。また、宿泊先の駐車場を利用できるか、近隣のガソリンスタンドがどこにあるかなどの確認も忘れないようにしてくださいね。
短期間での観光では少し使用しにくい路線バスも、長期滞在においては重要な移動手段。宿泊先に近いバス停の場所やバスの時刻表も把握しておきたいところです。
宮古島での長期滞在中に、緊急事態が起こらないとは限りません。「緊急時」には事故や病気、所持品の紛失などが考えられます。そういった緊急時に対応できるよう、警察や消防、医療機関の場所などを事前に確認しておきましょう。また、「滞在先の住所や電話番号」もしっかりとメモするようにします。
滞在先の住所や電話番号をはじめとした緊急時の連絡先などは、スマホにメモすることが多いのではないでしょうか。しかしスマホだけに頼るのは危険もあり、注意が必要です。何らかの理由でスマホが使用できくなってしまうと、連絡先などがわからなくなってしまいます。スマホにメモをするとともに、手帳などの紙にも記載しておくことをおすすめします。
急病やケガに備え、保険証やお薬手帳も忘れずに持参しましょう。
宮古島に滞在する際、周辺の住民や宮古島、そして沖縄県に迷惑をかけないことが大切です。宮古島をはじめとする沖縄県下では独自の文化や祭り、条例などもあり、気軽に取った行動がマナー違反になってしまうこともあります。
細かな文化の違いやルールなどをすべて確認することは難しいですが、滞在先の宿泊施設そのもののルールや、滞在中におこなわれる地元のイベント、観光先のルールなど、ざっと確認すると良いでしょう。
たとえば海ではサンゴや貝殻、シーグラスなどを持ち帰ってはいけないというルールがあります。海岸に落ちている、死んでいるものも同様です。思いがけないルール違反や、迷惑行為を起こさないようにしましょう。
今回ご紹介した注意点は、宮古島だけに限らず、ほかの土地での長期滞在にも言えることです。現地には現地のルールがあり、見知らぬ土地だから故の「わからないこと」や「トラブル」も発生します。しかしある程度は事前に準備することで回避できたり、対応することができます。
宮古島の美しさを存分に味わう長期滞在を満喫するために、注意点を把握してしっかりと対策をするようにしましょう。