沖縄の離島のひとつ「宮古島」は、宮古ブルーと称される美しい海や自然をはじめ、魅力的なスポットが多い人気の観光地でもあります。宮古島を観光する際、タクシーや路線バスといった移動手段のほか、レンタカーを利用するという方も少なくありません。
今回はそんな「レンタカー」にスポットを当ててみました。宮古島でレンタカーを借りるとき、どんな点に注意すればいいのかご紹介します。
宮古島にはレンタカー業者が多く、空港周辺にも多く見られます。宮古島は車で楽に巡ることができるため、レンタカーの利用は移動手段として大きな選択肢のひとつです。ではレンタカーを借りるときには、どんな点を注意すれば良いのでしょうか。
レンタカーを借りるには、事前予約をしておくことが大前提。もちろん当日いきなりお店を訪れて車を借りられるケースもありますが、トラブルなどを回避するためにも、事前の予約は必須です。直接現地の業者を調べて連絡してもいいですが、信頼できるレンタカー業者から借りられるよう、旅行代理店を通じて予約すると安心です。
上記の確認は、多少面倒であってもしっかりとおこなうことが大切です。とくに保険への加入は必須。補償の内容を確認したうえで、納得の行く保険を選択しましょう。
保険だけではなく、「CDW」や「NOC」と呼ばれる補償制度への加入もおすすめします。万一、レンタカーで事故を起こした場合など、該当の車両への損害補償や、整備・修理している期間の営業補償の支払いを免れることができます。
天候の影響や体調不良などで、思いがけず予定が変更となる場合は、速やかにレンタカー業者へ連絡するようにしましょう。とくに宮古島は飛行機で行くことになるため、夏や秋は台風の影響を大きく受けてしまう可能性があります。
「飛行機が飛ばない」「フライトの時間が変更になった」といったときには、慌てずに必要な場所(宿泊先やレンタカー業者、旅行代理店)などに連絡をすることが大切です。
これは基本中の基本ですが、レンタカーに乗車していて事故を起こしたときは、警察はもちろんですが車を借りている業者への連絡も忘れないようにしましょう。保険に関すること、車両の修理に関すること、そのほかさまざまな確認が必要です。
実際に借りる車を目の前にしたときは、乗車する前に車両の状態をしっかりと確認しましょう。ボディの傷やへこみ、車内の汚れなど、気になる箇所や目に付くものはスタッフに必ず見せ、必要があればスマホなどで写真を撮っておくようにします。
車両の返却後に「ここに傷がついていた」等の誤認や誤解を防ぐためにも、乗車前のチェックは大切です。またカーステレオやエアコン、カーナビなどについても、正常に働くかどうか確認しておくようにしましょう。
運転免許を取得してから月日が経過していない「初心者」や、年齢が若い場合は、レンタカーが借りられなかったり、補償制度加入への制限があったりする場合があります。レンタカー業者によって異なりますが、以下のようなケースが見られます。
など、さまざまなケースがあります。初心者や年齢に乗じて条件を設けている業者もあれば、全く制限のない業者もあるため、免許を取得してから日が浅い方や20歳前後の方などは、しっかりとレンタル条件を確認するようにしましょう。
レンタカーの車種を選ぶ際には、できれば普段から乗り慣れている車種か、それに近い大きさなどの車種を選ぶことをおすすめします。慣れない土地での運転になるため、できるだけ車両は慣れたものを運転したいものです。
ただ「普段は軽自動車に乗っているけど、旅行人数の都合でワンボックスカーにしたい」「希望の車種が空いていなかった」というように、乗り慣れない車種を選択するケースもあることでしょう。乗り慣れない車種を選択せざるを得ない場合は、普段以上に安全運転を心掛けることが大切です。
今回ご紹介したレンタカーの注意点は、宮古島だけではなく、「レンタカーを借りる」という行動そのものの注意点でもあります。観光時におけるレンタカーは「自分のペースで行動ができる」という、とても便利なツール。利用する際には注意点をしっかり押さえた上で、宮古島での快適なドライブができると良いですね。