シーサーは沖縄の守り神。沖縄本島だけではなく、宮古島をはじめとした離島でも多くのシーサーを見かけます。また宮古島の「カママ嶺公園」には、シーサーをモチーフにした巨大な滑り台もあり、子どもたちからも人気です。
そんなシーサーは、観光客からも人気が高く、人形をお土産として購入する観光客も少なくありません。また、シーサーの手作り体験も注目を集めています。そこで今回は、宮古島でシーサーの手作り体験ができる工房をご紹介いたします。
シーサーの手作り体験の醍醐味は、なんといっても「自分だけのシーサー」が作れること。沖縄・宮古島観光のお土産としてはもちろんですが、思い出作りにもなります。また基本的に屋内での作業になるため、天候に左右されないのも嬉しいポイント。そんなシーサーの手作り体験は、年齢を問わず楽しめるためおすすめです。
今回ご紹介する工房は5箇所。観光のスケジュールや行き先、「やりたいこと」に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
上野字新里の「陶芸工房・太陽が窯(てぃだががま)」は、シーサー作りやシーサーの絵付けが体験できる工房です。ポイントは、粘土をたっぷりと使って、オリジナルのシーサーを作れること。シーサー以外にも、手ろくろによる陶芸体験もでき、ご家族連れにも人気がある工房です。
平良東仲宗根添にある「宮古島市熱帯植物園」、その園内にある「宮古島市体験工芸村」の工房で、シーサー作りの体験ができます。「陶芸工房 ~シーサー陶房 球~」では、島の土を使ったオリジナルシーサーや、器が作れる陶芸体験が可能。陶芸以外にも、さまざまな物作りを体験できる工房があり、熱帯植物園とともにじっくりと楽しむことができます。
平良字松原の「シーサーモノガタリ」は、前述の「シーサー陶房 球」の姉妹店です。シーサー作りの体験教室だけではなく、陶芸教室や陶磁器の販売も。自由に、思うがままの発想で、自分だけのシーサーを作ることができます。
平良字久貝の「ドゥーシーラボ」は、さまざまなジャンルの手作り体験ができるラボ。もちろん、シーサー作りも体験できます。簡単に作れるだけではなく、当日の持ち帰りも可能という嬉しいポイントがあります。またシーサーの絵付け体験も可能。絵付けは粘土での形作りが苦手な方にもおすすめです。
伊良部仲地にある「Cheerful 宮古島」は、伊良部島にあるマリンショップ。マリンアクティビティが楽しめるショップですが、シーサーの色塗り体験も人気です。この「Cheerful 宮古島」の色塗り体験は当日予約もできるため、天候不良時にマリンアクティビティが中止になった場合も安心です。シーサーだけではなく、オプションでジンベイザメやウミガメに変更して楽しめます。
宮古島で、シーサーの手作り体験ができる工房をピックアップしてご紹介いたしました。手作り体験で注意したい点は、工房やプラン、制作物によって、作ったシーサーなどがお手元に届くまでの期間に違いがあること。当日持ち帰ることが可能なケースだけではなく、焼成のために1~2ヶ月かけ、自宅に届けてくれるケースがあります。
もし当日持ち帰ることが可能な場合は、カバンなどの中で作品が破損しないような工夫をすると良いでしょう。また、1~2ヶ月かかるケースでは、送料が必要になる可能性もあります。完成品の持ち帰り・配送などの状況について、事前に工房側に確認するようにしましょう。
手作り体験は、世界でひとつだけの作品ができる素敵な体験です。手作りシーサーで、宮古島での大切な思い出を残してみてはいかがでしょうか。