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宮古島から行ける!宮古列島の「多良間島」とは?

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沖縄県の「宮古島」は宮古列島に属する離島ですが、その宮古列島には非常に興味深い「多良間島」という離島があることをご存じでしょうか。沖縄県宮古郡多良間村とされる多良間島は、大変個性豊かな、そして魅力的な離島です。

 
宮古島を訪れた際には、ぜひ足を伸ばしてみたい多良間島。今回はそんな多良間島にスポットを当ててご紹介します。

 

集落はひとつだけ、平坦な地形の多良間島


多良間島は、宮古島と石垣島のほぼ中間に位置する丸い島。さらに地形はとても平坦なため、展望台からは島の景色を一望することができます。自然が豊かで、集落はひとつしかなく、人口1,100人ほどのとても静かで穏やかな離島です。

 
多良間島には、国指定重要無形文化財に指定されている「多良間の八月踊り(※)」という伝統行事があります。多良間島に古来より脈々と受け継がれてきており、多良間島の長い歴史を感じさせてくれます。

 
※2020年の「多良間の八月踊り」は、新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、中止が決定しています。

 

島一面のサトウキビ畑!

沖縄の離島というだけあって、多良間島の周囲は砂浜が囲み、美しい海にはサンゴ礁が。そして島そのものには、一面のサトウキビ畑が広がっており、畑の様子は上空からでもよくわかります。黒糖の収穫量は沖縄でも最も多く、収穫のシーズンには甘い香りが立ちこめるのだとか。

 
ほかには牛の飼育がおこなわれ、サトウキビと牛がのびのびと育つ島は観光客も少なく、ゆったりとした時間が流れます。

 

多良間島への行き方は?

多良間島へは、宮古島から飛行機かフェリーを使って渡ります。沖縄本島や本州からの直行便はないため、まずは宮古島を目指す必要があります。飛行機は20分ほどで1日2往復、フェリーは2時間ほどで1日1往復(日曜運休)。どちらも1日の便は少ないため、利用する際にはしっかりとしたスケジュールを組む必要があります。

 
観光地としての開発はされていないものの、宿泊施設はいくつもあります。多良間村のホームページでも紹介されていますので、もし島を訪れるのであればチェックしてみることをおすすめします。

 

宮古島まもる君の兄弟も!

以前ご紹介した、宮古島の交通安全を見守る「宮古島まもる君」。彼には多くの兄弟がいますが、そのひとりがなんと多良間島で勤務しているのです。その名は「宮古島つよし君」。多良間島での勤務にちなみ、「多良間島まもる君」とも呼ばれることがあるそうです。

 
宮古島との繋がりを感じさせる「多良間島まもる君」。多良間空港前の交差点で勤務しているとのことなので、多良間島を訪れた際には会ってみてはいかがでしょうか。

 
関連記事:宮古島で会いたい!「宮古島まもる君」とその兄弟たち

 

宮古島とは異なる、しかし宮古島と繋がる多良間島

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多良間島は宮古島とは異なる環境や地形があり、古くからの文化を育んで来た島。そのいっぽうで宮古列島に連なっていたり、「宮古島まもる君」の兄弟がいたり、来島するためには宮古島を経由しなければならなかったりと、宮古島との繋がりがたくさん感じられる島でもあります。宮古島と共に多良間島を訪れて、ゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

 
2020年6月15日に、多良間村への来訪者の受け入れに関連した「新型コロナショックからの回復プラン」が村のホームページで発表されました。今後、感染拡大状況などに応じて、島外からの来訪者への受け入れ態勢等が変動すると思われます。多良間島を訪れる際には、事前に状況を確認し、村の指定に沿うようにしてくださいね。

 
多良間公式ウェブサイト~南洋に浮かぶ癒やしの島~:http://www.vill.tarama.okinawa.jp/

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