豊かで幸せな未来をつくるために掲げられたSDGs。政府や企業だけでなく、一人ひとりが問題意識を持ち、行動を起こすことが重要です。
夏の厳しい暑さが終わり、過ごしやすい気候になる秋は、新しいことを始めるのにちょうど良い季節。そこで今回は、秋に合わせたSDGsの取り組みをご紹介いたします。
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SDGsは17の国際目標と169の課題が設定されており、貧困や教育、気候変動など、内容は多岐にわたります。世界規模で解決しなければいけない問題があまりにも多いため、「行動に移すのは難しい」「何をすればいいのかわからない」と感じてしまいがちですが、個人でできるSDGsもたくさんあります。
「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、秋はいろいろなことに挑戦できる最高のシーズン。また、季節に合わせたSDGsも取り入れやすいため、趣味を楽しみながらSDGsに取り組むことができます。
では、秋に合わせたSDGsの取り組みにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。今回ご紹介する内容は、個人はもちろん、工夫ひとつで企業をはじめとした団体規模でも実施できる、おすすめの取り組みです。
秋といえば「食欲の秋」を思いつく人も多いのではないでしょうか。米やきのこ、梨、柿、サンマ、イナダといった秋の味覚が美味しい季節です。
しかし、残念なことにすべての食品が消費されるわけではありません。売れ残ったものや家庭の食べ残しなど、日本では捨てられてしまう食品も多いのが現状。環境省が公表した2021年度の食品ロス発生量は約523万トンとなり、国民一人当たりの食品ロス量に換算すると、毎日コンビニサイズのおにぎりを捨てている計算です。
食品の生産や加工、廃棄などの過程で、地球温暖化の原因である二酸化炭素が大量に排出されているため、食品ロスの削減は環境負荷の観点からも重要であると考えられます。旬の味覚を必要な量だけ購入し、おいしく食べきるだけでSDGsにつながりますよ。
涼しい秋の夜長は読書にぴったりの季節。自分だけの時間を作り、本に親しむ機会を増やしてみてはいかがでしょうか。SDGsに関連した書籍から正しい知識を得ることは、SDGsを解決する力や未来を切り開く力を育みます。
また、読み終えた本のリユース・リサイクルも立派なSDGsの取り組みです。SDGs12番目の目標「つくる責任 つかう責任」を達成するために、今できることを考え、行動に移してみてはいかがでしょうか。
屋外でも過ごしやすくなる秋は、体を動かすのに最適な気候です。適度な運動を取り入れることによって、身体機能上昇や脳の活性化、ストレス解消、充実感など、さまざまなメリットが期待できます。
心身ともに健やかであることは、SDGs3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」の実現にもつながります。ウォーキング、水泳、バレー、アスレチックなど、スポーツにはさまざまな種目があるので、ぜひ自分に合った競技を見つけてくださいね。
秋におすすめのSDGsをご紹介いたしました。SDGsの取り組みにはさまざまなものがあり、季節に応じて取り組み方を変えると、新しい学びや発見を得ることができます。秋ならではのSDGsに取り組み、身近な問題から解決してみてはいかがでしょうか。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。