こうしたエネルギーを間近で見られる施設は多く、再生可能エネルギーのひとつである水力発電所「ダム」もそのひとつ。ダムがつくられている主な目的は「発電」「生活用水などの供給」「洪水被害の軽減」ですが、ダイナミックな絶景と水辺の清涼感が心地良い話題の観光スポットとしてテレビや雑誌に取り上げられることが多く、一段と人気が高まっています。
そこで今回は、SDGSにも触れることができるだけではなく、観光でも訪れることができる日本国内の「ダム」をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
関連記事:【SDGs】再生可能エネルギーとは?改めて知る再生可能エネルギーの種類
こうした側面は、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながると言えるでしょう。今回ご紹介するのは「豊平峡ダム」「黒部ダム」「倉敷ダム」の3つ。ダムマニアはもちろん、ダムの知識がない人も楽しめるダムです。
札幌市南区にある「豊平峡ダム」は、豊平川の治水と水力発電のためにつくられた堤高102.5mのダムです。自然景観を鑑賞できる札幌市有数の観光スポットで、毎年6月~10月の期間に実施されている観光放水が魅力。
自然環境保護の観点から一般車両やバイク等での乗り入れが禁止されています。豊平峡ダムを訪れる際は、徒歩もしくは電気バスを利用しましょう。
所在地 : 北海道札幌市南区定山渓840番地先
TEL : 011-598-3452(豊平峡電気バス)
料金 : 大人700円、子供350円(電気バス往復料金)
営業期間 : 9:00~16:00(5月1日~11月3日)
駐車場 : なし(車の乗り入れ不可)
ダムカード配布期間 : 4月29日~11月3日
「黒部ダム」は堤高186m、総貯水量2億トンのアーチ式コンクリートダム。世界屈指の規模で、黒部峡谷の景観維持を目的に毎秒10トン以上の水が放水されているのが特徴です。
立山エリアの除雪によってつくられた雪の壁を間近で見られる「雪の大谷ウォーク」や黒部ダムをモチーフにした「ダムカレー」、エメラルドグリーンに輝く黒部湖を周遊する「黒部湖周遊船ガルベ」など、見どころ満載。都会の喧騒を忘れ、美しく豊かな自然を堪能してみてはいかがでしょうか。
所在地 : 富山県中新川郡立山町芦峅寺
TEL : 0261-22-0804(くろよん総合予約センター)
料金 : 大人3,200円、子供1,600円(関電トンネル電気バス往復料金)
営業期間 : 7:30~17:00(4月15日~11月30日 バスの運行時間による)
駐車場 : なし(車の乗り入れ不可)
ダムカード配布期間 : 4月15日~11月30日
最後にご紹介するのは、沖縄県うるま市にある「倉敷ダム」です。生活用水の供給、洪水調整、良好な河川環境の保全を目的につくられたダムで、水のおもしろさをコンセプトにした「倉敷ダム資料館」が併設されています。
ダム周辺には豊かな自然に恵まれた公園があり、水遊びはもちろんピクニックやスポーツにも最適。駐車場の近くには無料のシャワーもあるので、大人から子供まで一日中楽しむことができます。
所在地 : 沖縄県うるま市石川楚南879-1
TEL : 098-938-9325(倉敷ダム管理所)
料金 : 無料
営業期間 : 9:00~17:00
駐車場 : あり
ダムカード配布期間 : 通年(年末年始を除く)
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。